　49日の会食は無事に終わりました。

　ただ子供達で会って食事するだけにしたので、行事としては全く大した事ない話ですが、そんな時に「母親がメインで使っていたiPadとiPhoneに残された写真」は、会食の話のネタに良いかも…と思ってしまいました。

(タラートプル駅。BTSにも同じ駅名がありますが、ちょっと距離があります)

　僅か3人での写真鑑賞なので、直接iPadを囲んで見ても十分とも思いましたが、先日使い始めたスクリーンに画像を投影したいと思って、頑張ってしまいました。

　母親のiPadとiPhoneの中の画像を、私のMacの写真アプリにコピー統合し、多少重複項目を除いて画像ライブラリーを作りました。

　そしてAppleTV 4Kを経由して、プロジェクターで投影しようと思って、次の課題がある事に気付きました。

　MacOS付属アプリの「写真」内の各画像を、どうやってAppleTV経由でプロジェクターに送るのか？

　私の古い感覚なら、画像データをUSBメモリーやHDDにコピーしてから、AppleTVに読み込ませる…でしたが、AppleTVの本体に付いている入力用端子は、電源とイーサネット、HDMIだけです。

　そうかHDDにコピーして、NASを使ってイーサネット経由で繋ぐのかと、ちょっと不自然にも感じましたが、一人で納得してしまいました。

　手段としては、最近使って無かったナスネのUSB端子に予備HDDや、AirMacEXTREMEのUSB端子に外付けHDDを繋ぐ…など、いろいろNAS利用を目指して試行錯誤を試しました。が、どれも上手くは行きませんでした。

　そもそもNASのIPアドレスが掴めたところで、それから先の接続方法の、見当すらついてはいませんでした。(MacならともかくAppleTVでftp？)

(アユタヤのワットナープラメン。手首の御守りは、途中で一回更新してますが、もう10年近く巻き続けています。脳梗塞で命を失わなかったのは、この御守りの御加護と思っています)

　NAS経由のデータ転送は諦めて、プロジェクター本体のUSB端子を試してみました。

　AppleTV経由は一度諦めて、プロジェクターの入力切り替えで、USB外付けHDD内の画像データにプロジェクターが直接アクセスが出来ないかと考えました。

　早速USB端子に接続してみると、プロジェクター側は、接続を認識してはいるものの「読めない」と言ってきました。

　仕方ないので、逆にプロジェクターでUSBメモリーにフォーマットをかけて、再度Macにつないで画像データを転送しようと試しました。

　しかし、プロジェクターでフォーマットしたUSBメモリーはMacが認識できず、画像データの転送が出来ませんでした。

(BTSオンヌット駅近くのワットマハーブット。タイの怪談メーナークで有名)

　どう考えても世の中に、iPhoneやiPadからAppleTVに転送して、見てる人って絶対にいるはず…。

　AppleTVの基本画面の中にも、写真やコンピュータの項目もある…これを使うなら、きっと「写真の共有関係」が必須かも…と、思う様になりました。

　実は私はインターネットベースの画像共有は、今までやった事がありませんでした。

　なぜなら、画像データは「プライベートデータの最たる物」と思っていたので、iCloudの写真共有も含めて、クラウド上への画像保管は敢えて避けていました。

　ここまでのトライで、画像データのローカルな範囲内での、転送・共有を諦めて仕方なく信念を曲げて、iCloudに画像データを上げて画像共有をしようと試みました。

(ウドンタニのワットポーチャイシー。行くだけでやっとで、近所で宿泊し参拝したい場所でした)

　しかし、AppleTVとの画像データの共有は、今一つ繋がりません。

　苦節3日間、私なりに悪戦苦闘していた所に、この春に北海道で就職した娘から、たまたま雑用で電話がありました。

　いろいろと聞かれた挙句に、画像データの保存先がMac内にある写真アプリなら「共有が出来ない理由は、Mac側の写真アプリに何かありそう…」と、話が進みました。

　そして、母親の画像データを集積したMacの写真アプリのライブラリー設定で、「メインライブラリーにする」と言うボタンに辿り着きました。

　ポチッと推したら、AppleTVから画像データの共有が、出来る様になりました。

(サムットプラカーンのナークルゥア村のワットサーカラー。もう一度ゆっくり参拝したいです)

　「この数日は何だったんだろう…」と、文句を言っていたら、ネット検索でアドバイスしていた娘から「ちゃんとマニュアル読まなきゃダメ」と諭されてしまいました。

　私として、いろいろ言いたい事もありますが…、確かにマニュアル読まない私が悪かったです。

ちゃんとマニュアル読まないと