おはようございます。
綾です。
今日はこの本。
経済の時代の終焉 (シリーズ 現代経済の展望)
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前回更新したときに読んでいた本です。
最初、とても難しくて、最後まで読み切れるか心配だったんですが、
途中から地方財政のことや破たんしたデトロイトや夕張の話が出てきてからは俄然興味がわき、サクサク読みました。
面白かったです。
日本には地方交付税があるため、アメリカ・デトロイトみたいに破たんするというものではない、日本で自治体が破たんするということは相当まれであるということ。
成長を前提としない社会経済モデルを構想しなければ、過去の過ちを繰り返すだけである。
社会保障の増大が避けられない状況のもと、公共事業悪玉論みたいに、公共事業から社会保障への「再配分」をおこなうために、「犯人探し」がおこなわれた。
など、共感できるところがたくさんでした。
学者さんが書いた本なのに、こんなにすんなり納得いくなんて驚きでした。
もう一回読んでみたいです。
それでは、今日はこのへんで。
良い一日を。