おはようございます。

綾です。

 

今日はこの本。

 

別にボランティアで働いているわけではないので、働いた分くらいちゃんとお金払ってくださいよって言いたいですよね。

 

それでは気になったところを

 

仕事がきちんと毎日定時に終わり、たまに残業をするにしても残業代は全額払われ、間違っても仕事が原因で、心や身体を壊すようなことはない

そういうあたりまえのことが全部実現できて、それではじめて「やりがい」を求めたいという人は求めればよい、という話になるべきではないでしょうか。

 

「有給休暇をとりたい」とは言いだしづらい、と思ってしまう日本人はとても多いはずです。周りに合わせてしまうのです。

 

周りに合わせることを日本では求められます。

そういう考え方もまた今のような異常な状況を作ってしまうのでしょうね。

 

お客様が神様だから、従業員が奴隷に

 

三波春夫さんは、「歌う」という行為は神聖なものであり、そういう意味で舞台の聴衆を「神様」と見立てて歌を唄うということだったそうです。

 

素晴らしいサービスはお客さんとしてはうれしいけど、自分自身がそれを求めるということは、自分自身もサービスを提供する側に回った場合に要求されるということです。

 

ほどほどで良いような気がします。

 

レールを外れると生き残れない「再チャレンジ不可能」な日本社会

 

今は少しは変わってきていると思いますが、大学の就職活動がニュースになるところを見ると大きな流れとしては変わっていないんだと思います。

新卒で就職しないと、就職先がガクッと減ります。

ということで、新卒で入ることをもとめられます。

 

本当は違う道でも生きていけるんでしょうけれども、あまりその道は見えないので、なかなか選びにくいかと思います。

 

そして勤めだしたら、40年ほど?ずっと働くということになるんですよね。

今後もっと伸びるんでしょうね。

 

著者は日本的雇用システムが崩壊したのに、労働者の働き方(著者は「社畜」と表現しています。)だけ残ってしまっていると書いています。

もう社畜になって必死に尽くしても、会社そのものの寿命のほうが短いでしょう。

会社は一取引先くらいの考えで良いんでしょうね。

 

他にいっても働ける力が必要だと本当に思うんです。

でも、具体的にどうしたらよいのでしょうね。

その辺が分からず、ずっとしがみついてます。

 

 

それでは今日はこのへんで。

良い一日を。