おはようございます。

綾です。

 

今日はこの本。

 

 

マルコって何?ですよね。

「マルコ」とは大阪市営地下鉄のマークの俗称だそうです。

NHK連続ドラマ小説「ごちそうさん」に出てくる「竹元教授」のモデルとなった、「武田五一」氏がデザインしたものとのこと。

竹元教授って誰だった…ムロツヨシがやっていた役の人みたい。

ちょっと前のドラマで、私にしては珍しく見ているんですよね。

 

ということで、この本は大阪市営地下鉄の本です。

著者は大阪市営地下鉄のファンである207さん。

幼少期より大阪市営地下鉄に親しんでいるそうです。

 

大阪市営地下鉄についてとても簡単な説明を

主に大阪市内を走る地下鉄です。

御堂筋線、谷町線、四つ橋線、中央線、千日前線、堺筋線、長堀鶴見緑地線、今里筋線、ニュートラムの9線が運転中です。

 

私も毎日お世話になる大阪市営地下鉄。

私は乗り鉄でも撮り鉄でもないため、地下鉄愛はありませんが、ちょっと読んでみたくなりました。

 

さすがに知らないことだらけでした。

 

例えば

 

日本初の地下鉄エレベーター設置駅は喜連瓜破駅

(きれうりわりえき)

大日駅(守口市)から八尾南(八尾市)を結ぶ谷町線の八尾南から3つ目にある駅です。

昭和55年11月27日に設置だそうで、意外と新しいですね。

「誰でも乗れる地下鉄をつくる会」というNPO法人が働きかけたことにより実現したそうです。

今やエレベーターがない駅なんて考えられないですよね。

 

大阪で初採用された”ミニ”地下鉄のルーツは、御堂筋線複々線化の為だった

長堀鶴見緑地線が日本の地下鉄の歴史で初めて「ミニ地下鉄」を採用した路線とのこと。

 

長堀鶴見緑地線、乗ったことあります?(大阪以外の人は全くわからない話ですみません。)

大阪市営地下鉄に良く乗る人でも、あまり乗らないかもしれません。

門真南駅(門真市)~大正駅(大阪市)を結ぶ路線です。

 

ちっちゃい車両なんですよ。

158cmしかない私でも天井に手が届きます。

あと、今里筋線も同じく小さいです。

しかもどちらも4両しか繋いでいないので、

今里筋線はともかく、長堀鶴見緑地線はかなり混んでいて、ラッシュアワーはすし詰め。

たぶん、沿線にマンションがたくさん建ったからでしょう。

費用面からあれ以上は繋げないんだろうな。

 

扉でよく見るアレは大阪市交通局とサン工芸が開発したもの

「何号車何番」と書かれた点字ブロックが扉横に埋め込まれています。乗車位置表示版という正式名称だそうです。

こちらも京都に本社のある「サン工芸社」と大阪市交通局が一緒に開発したもので、平成15年度12月に御堂筋線と谷町線に採用され、平成16年度をもって全路線に導入完了。その後、全国的に標準スタイルとして広まっていったそうです。

 

10数年前にはじまったものなんですね。

もうすっかりなじんでいるので、もっと昔からあるものと思っていました。

 

これも大阪発なんですね。

大阪も頑張っているんだなぁ。

 

 

今日も大阪市営地下鉄に乗って仕事に行きます。

載っていたところを見に行きたくなりますね。

それでは、今日はこのへんで。

良い一日を。