おはようございます。
綾です。
更新頻度がすっかり落ちてますな。
本は読んでいて、
毎日更新に戻そうと思いながら、
一度書かなくなるとかけなくなってしまいますね。
それでは、今日はこの本。
ハゲタカIV グリード(上) (講談社文庫)
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ハゲタカIV グリード(下) (講談社文庫)
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ハゲタカシリーズの四作目。
今度はリーマンショックのころのアメリカが舞台です。
リーマンショックって、
ハイリスクな人に住宅ローンを組ませ、
それをバラバラにして混ぜ込んで商品を作ったけど、
それが焦げ付いて一気にアメリカ発世界不況になった、
程度の知識しかありません。
この本によると、
アメリカでは住宅価格は値下がりしないから、低所得の人にローンを組ませても
売ってしまえば回収できるから大丈夫との考えがあったそうです。
日本のバブルのころとほぼ同じ考えですね。
経済のことはさっぱりわかりませんが、
需要と供給のバランスで大方の経済は成り立っているはずで、
人の気分がうつろいやすいから、今日人気でも明日人気とは限らず、
ずっと値上がりするものなんてないと思うんですけどね。
この本はもちろんフィクションでしょうけど
実際もこんな感じだったのかなと思いました。
投資ファンドの社長である主人公鷲津を軸に
アメリカの投資銀行のアソシエイトや最高経営責任者、
本業をおろそかに財テクに走り経営危機を招く羽目になった
総合メーカーの最高経営責任者や最高財務責任者、
干されている新聞記者などに加え
一作目からいるあくの強い飯島も登場します。
リーマンショックのことが分かっていない
私でも一気に読んでしまいました。
そのころの思い出がある人や知識が豊富な人
ならさらに面白く読めるのではないかなと思います。
またいつもの更新ペースに戻せたらと思います。
さてどうなるか。
それでは、今日はこのへんで。
良い一日を。