おはようございます。
綾です。
今日はこの本。
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
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先日「超」入門失敗の本質を読みまして、
面白かったのでこちらも読んでいます。
日本軍の組織論的研究をした本です。
今売られている本のカバーにはこうあります。
なぜ日本人は空気に左右されるのか?
破綻する組織の特徴
トップからの指示があいまい
大きな声は論理に勝る
データの解析がおそろしくご都合主義
「新しいか」よりも「前例があるか」が重要
大きなプロジェクトほど責任者がいなくなる
うちの会社なんかもかなりあてはまりますね。
型ばかりを重視したり
目標設定があいまいで結局何を目指すべきか
よくわからないから戦力を集中できないし
目標を最短で達成するための知恵が出せません。
今の組織にもかなり当てはまりそうです。
力の入れ方が間違っていること多いですね。
そこにこだわっても、仕方なくない?というところにこだわったり
枝葉末節、重箱の隅をほじくるばかりで本質に迫れなかったり。
日本軍も技術力はすごかったのかもしれませんが、
戦艦のコンテストをやるわけではないので、
誰でも操縦できる戦艦や安価に簡単につくれる戦艦のほうが
重要だと、誰も言えなかった(もしくは言っても聞き入れてもらえなかった)
のでしょうね。
まだ読んでいる途中なんですが、なかなか面白いです。
第三章は「失敗の教訓」です。
もっとも読まないといけないところですね。
それでは、今日はこの辺で。
今日は墓参りのため(珍しくバスで)田舎へ帰ります。
良い一日を。