おはようございます。綾です。

昨日はこれに行ってきました。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク(→こちら

大阪「対話のある家」(→こちら


(大阪はグランフロント大阪北館4階です)


真っ暗闇って体験したことないんじゃないかな?

家で電気消してもどこからか光は漏れてくるし映画館でも非常用の照明はあるし。

これは本当に真っ暗闇。自分の手も見えません。

そのなかで、アテンド(視覚障害者)の手助けを受け、声を掛け合い、家の中を探検します。


聴覚が研ぎ澄まされますね。

音や声の方向を注意深く聞きました。

意外といろいろなことができます。

驚きました。


今回は新春企画ということで、真っ暗闇の中、なんと書き初めをしました!

書き初めなんてもう20年以上やっていないと思います。

筆ペンじゃなくて、本物の硯と墨、毛筆を使ったこと自体何時ぶりかわかりません。

で、こんな感じの仕上がり。


真っ暗闇で書き初め

(右下の黒い塊は署名しようとしてうまくいかず。日付は明るいところで筆ペンで書きました。)


こんな感じかなぁって、真ん中と字の形を想像しながら(色紙の位置は触って確認して)思い切りよく書きました。

思ったよりうまく書けてびっくり!

できるものだね。

(なお、新春企画は今日まで。2月18日からまた新しいプログラムが始まるようですよ)


2人の方がアテンドしてくれたのですが、ふたりとも途中から失明したとのこと。

一人の方は18歳頃から失明とのことで、そのお気持ちを考えると苦しくなりました。

産まれた時からなら、まだ、そういうものか、と思えるかもしれないけど、途中からだと余計に辛いのではないか?



私は日々視覚に頼った生活をしています。

目が見えないって本当に不便だと思います。

見えない人もいるってことを頭に置いておきたいと思います。


また、見える者同士でも、見えているだろう、わかっているだろう、と説明がおざなりになっていることも多い気がします。

もう一度、相手の立場に立って、冷静に、言葉を使って伝えたいと思いました。


今日から2月ですね。

月曜日、頑張りましょう。

よい一日を!