久しぶりの『奇跡体験!アンビリバボー』です。

テレビは垂れ流し放送させておりませんので、見逃し配信のほうで追いかけさせていただきました。

ちょっと見る、だけだったはずだったのですけど……。

 

ということで、先日オンエアされたばかりのアンビリバボーな事件を!

(最近では“いつもの”「世界は騒然!」のほうよりも短編・笑 だったおかげでがんばれたのかもしれないです)

それにしても“アメリカテキサス州”の事件って多いですね。

しょっちゅう打ち込んでいる気がします。

 

子供達と幸せに暮らしていたラモンとルル夫妻。夫婦で営むボクシングジムの経営も順調にいっていたのですが……。
ある日、ジムの生徒が思わぬ殺人計画を耳にし、2人の生活が崩壊していきます!!
しかし!

この画策には首謀者も想定外の落とし穴が隠されていたのです……!?
そして、ラモンの両親は衝撃の事実に惑わされることになる!!この事件の裏側には一体何があったのでしょうか!?

 

 

実録!幸せな生活に潜むワナ
 
アナタは事件の真相見破れますか?
日常に潜む恐怖
幸せな夫婦に忍び寄る悪夢

幸せに包まれた夫婦。
しかし順風満帆に思われたその生活には「そんなまさか」
ある恐怖が潜んでいた。

この事件は決して他人事ではない。なぜなら――
あなたの目に映る平穏な日常が、必ずしも真実であるとは限らないのだから。
 

2010年 アメリカテキサス州
「母さん、父さん、ただいま」
「おかえりなさい、ラモン。変わらず元気そうね。
新しい奥さんとの生活はどう?」
「ああ、おかげさまでうまくいってるよ」
男の名はラモン・ソーサ。
離婚歴のあった彼は3年前にルルという美しい女性に偶然出会い、すぐに恋に落ちると――
およそ2年の交際を経て結婚。幸せな日々を送っていた。
「実は今度ルルと一緒にボクシングジムを開くんだ」
「ほお、それはすごい」
「長年の夢がついに叶うんだ。必ず成功させて見せるよ」
実はラモンは幼い頃ボクシングにのめりこみ、オリンピック選考会にも出場したことのある実力者。
ボクシングは人生の大部分を占めていた。
こうしてルルとラモンは共同名義でボクシングジムを開設。
「誰が休んでいいと言った! やる気がないなら辞めちまえ!」


ラモンの熱血指導とルルのマネジメントにより、ジムの経営は好調! 経済的にも余裕ができるほどになっていた。
「ラモンのジムは好調のようね」
「ああ、なによりだな」
「孫たちも困ったことがあったらラモンに相談しているみたい」
「いい関係を築けているようで良かったよ」

実はラモンには先妻との間に3人の子供がいた。
3人の子供たちは前妻が引き取り、離れて暮らしていたのだが――
子供たちの関係は良好で、金銭的な支援を頼まれることがあればいつでも快く応じていた。

「でもルルはそのことをあまりよくは思っていないみたい」
「彼女の気持ちもわからんでもないさ。前の奥さんとの子供だからね」

そしてラモンとルルが結婚してから6年が経った
2015年7月22日
「はい、もしもし?」
「もしもし私よ」
電話はラモンの実の妹からだった。
「実はさっきルルから電話があったんだけど」

『もしもし? ラモンから連絡来てない?』
『いや来てないけど』
『家にも職場にもいないし、朝から携帯にかけてるんだけどずっとつながらないの』

「私も兄さんに連絡してみたんだけど、全く出なくて」
「実は私もここ最近ラモンと連絡がつかなくて。
少し心配に思っていたところだったの」
「えっ!?」
実はここ数日両親もラモンと連絡が取れていなかったのだ。
「もう一度私からも連絡してみるわ」

翌日 2015年7月23日
ラモンに電話をかける母
「どうだ、つながったかい?」
「いや。
いつも着信を確認したら、すぐに返事をくれるのに」
「どこかに携帯を忘れてしまったのかな」
「それだったらいいけど……
何か事故や事件に巻き込まれているのかも」
「考えすぎだよ、もう少し待ってみよう」
「そうね、そうするわ」
コーヒーをカップに注ぎ、テーブルに運ぼうとしたカップを驚いて突然落としてしまった母!
「どうした?」
怯える母がゆっくり指さした先には――
「そんなまさか」
「嘘だろ」
両親が目にしたのは衝撃のニュースだった!
(母が指さしたのはテレビの画面)
“繰り返します。先ほどラモン・ソーサさんの殺害に関与したとして、彼の妻であるルル・ソーサが逮捕されました”
なんと!ラモンを殺害した罪でルルが逮捕されたというのだ!
「ラモンが殺された?
しかもルルが殺したの?」
このニュースが報じられる少し前、警察はルルの逮捕に踏み切っていた。

妻が夫の殺害を計画!? 夫婦に何が!
 事件の背後にあった驚愕の真実とは?
 

「どうして私が逮捕されなきゃいけないの?」
「奥さん、とぼけても無駄です。
我々はちゃんと摑んでいるんです。あなたが殺人に関与したという決定的証拠を」
警察がルルの前に差し出した写真には!?
 

実は捜査官は
「ルルからラモンを殺すように依頼されました」
ある人物にルルから“夫の殺害を頼まれた”と告白されていたのだ。
 

「殺し屋がお前から殺害を頼まれたと言ってるんだ」
「あいつが一体なぜ?」

結婚当初はうまくいっていたラモンとルル。

が、年を追うごとにその関係は悪化。

詳しいことは家族に話していなかったのだ。
離婚が決まり、その手続きを進めていた。
そんな中、1つ折り合いがつかないことが……!
それがボクシングジムの権利。
2人が共同で持つ、というラモンの意向にルルは首を縦に振ることはなかった。経営を担ってきた自分1人に権利があると主張した。しかし、元々ボクシングに強い思いを持っていたラモン。ルルの主張は到底受け入れられるものでなく、話し合いは平行線を辿っていた。
 

そしてルルが逮捕されるおよそ2週間前
彼女のもとにジムの練習生、ムンドが入ってきたことから事件は大きく動き出す。
「ルル、ちょっといいかい?」
「どうしたの? ムンド」
「この間、ジムで電話してただろ。あの会話、聞こえちゃったんだ」
「えっ?」
「あれは――本気なのか?」
実はその数日前、ルルは信頼のおける親族と話をしていたのだが。
「ラモンのこと殺したいって思ってるんだけど。
誰かやってくれる人を知らない?
私、本気よ」
その会話をムンドが偶然耳にしたのだ。
「ラモンを殺したい。あの言葉は本気なのかい?」
「ちょっと。なんのことを言っているのか」
「とぼけなくてもいいよ。俺も、あんたと一緒さ。ラモンが憎いんだ」
「えっ?」
「もし、どうしてもラモンに消えてほしいって思うなら、殺し屋を紹介してやってもいいが、どうする?
決めるのはあんただ」
実はムンドは元ギャングの構成員。裏の世界に詳しかった。
納得するルル。
「わかったわ、お願い」
こうしてムンドを通じて殺し屋のコネクションを得たルル。
「彼が仕事を受けてくれるそうだ」
「よかった」
「自宅の住所と、普段何時ごろ家を出て、何時ごろに帰ってくるのかを知りたがってる。メッセージで伝えるからここに打ってくれ」
殺し屋とメッセージでやりとりを行い――
「返事がきた。“今度直接会おう”だって」
「OK」
そして殺し屋を紹介してもらった彼女は
「男を痛めつけて欲しいのか?」
「違う」
「殺して欲しいのか?」
「彼に死んでほしい。どんなリスクを冒してでも」
殺し屋にラモンの殺害を正式に依頼。
2日後――
「無事に終わったのよね?」
「うまくいったよ」

こうしてラモンの殺害計画は実行された。
ところが、ルルが逮捕されたとのニュースが流れた直後
ラモンの実家では――
鳴っている電話を取ったのは父。「もしもし」と出たが、すぐに受話器を放した。
「一体どうしたの?」
受話器から流れてきた声は――
「もしもし、もしもし俺だよ、俺。ラモンだよ」

なんと! ラモンから電話がかかってきたのだ!

死んだと思っていた息子から電話が!?
「本当に、本当にラモンなのか?
一体どういうことなんだ?」

「実はルルからラモンを殺すように依頼されました」
「お手柄だよ」
「これでルルの逮捕は間違いないですね」
(と言った男は殺し屋の男!!)
「ああ」

 

衝撃!暴かれた夫殺害計画!
 映像に記録された恐るべき妻の素顔

 

ルルが殺害を依頼した男は、殺し屋のフリをした捜査官だった。あの時、ルルに殺し屋を紹介したムンド。
彼は服役を得て人生をやり直すためにジムに来ていた。
そして、
「もし困ったことがあったら何でも相談に乗ってやるからな」
いつしかムンドはラモンのことを父親のように慕い、2人の間には強い信頼関係が芽生えていた。
だからこそ彼は――
ルルの危険な発言を見過ごすわけにはいかなかった。
そこでムンドはこのことをラモンに報告。
さらに警察にも相談した。
「“ラモンが消えたらいい?”って聞きながら、手で銃のマネをしたんだ。そしたら彼女は“うん”って」
事情を聞いた捜査官たちはルルを確実に逮捕するためには、“決定的な証拠”が必要だと考え、今回の囮捜査を実行することに。
捜査官が殺し屋を装い、ルルに接触。車内でのやりとりを撮影した。そこには彼女の本当の素顔が記録されていた。

殺し屋を装い、ルルに接触した捜査官。車内でのやりとりを撮影。そこには(実際の映像が流れる)戦慄の瞬間が記録されていた。


殺し屋:男を痛めつけて欲しいのか?
ルル:違う
殺し屋:彼を痛めつけて欲しいのか?
ルル:そうじゃない。私は彼に死んでほしい
殺し屋:拘束した後に伝えたいことやヤツに言っておきたいことは?
ルル:言いたいことは何もない、何も
殺し屋:死んでほしいだけ?
ルル:彼に死んでほしい。どんなリスクを冒してでも
 

さらに計画が成功したことを報告した時の映像も残っている。
この時捜査官はあたかも銃で撃たれたかのように、特殊メイクで偽装した遺体の写真をルルに見せていた。
 

ルル:無事に終わったのよね?
殺し屋:うまくいったよ。仲間と行って拘束して
ルル:もう目を覚まさないのよね?
言いながらうれしそうに笑う。
作戦成功を知り、笑みを浮かべるルル。「良かった」と。
殺し屋:今日からぐっすり眠れる。だろ?
ルル:えぇ
 

そして驚くべき事もう1つ。
ルルはムンドと会った際に殺し屋とメッセージでやりとりをしていたが、その相手はなんと――!?
ラモン本人。ルルが本当に本気で殺人を考えているのか、その真意を探るべく、警察に相談する前に注意深く何度もやりとりを行っていたのだ。

愛したパートナーに命を狙われた男
 アナタは大丈夫と言いきれますか?

その後ルルは、第三者に殺人を唆す行為をしたとして「殺人の教唆の罪」で起訴されると罪を認め、彼女には懲役20年の刑が言い渡された。
しかし、服役中模範囚として過ごしていたことが認められ、刑期よりも早く昨年(2023年)11月に仮釈放。現在は保護観察の身にあるのだという。
そして息子が殺されたと思った両親の混乱ぶりについて
ラモンの娘ミアさんは
「あのときは突然死んだと思っていた息子から電話が来たんですから、どうやって感情を処理すればいいかわからず、現実を受け入れるのにかなり時間がかかったようです」
妻に殺されかけたラモンは、その後ボクシングジムを手放した。理由は嫌な思い出が多すぎるからだという。
現在は心機一転、運送業者で働き、さらに新たな女性とも出会い、幸せな日々を送っている。
そして、父のように慕っていたラモンを守るために一芝居打ったムンド。彼はラモンがジムを手放す理由を尊重。
今はボクシングとは離れてしまったが、幸せに暮らしているという。
ラモンさん「私を救ってくれたムンドには一生かけても借りを返せません。今こうして話ができているのはムンドのおかげです。彼は私の命の恩人です。
結婚や交際をしている時に何か問題があったら感情を心の奥にしまうのではなく、話し合うことがとても大事であるということを多くの人に伝えたいです」
 

 

最後は大どんでん返しでした。

実話なので、結末がわかっている事件です。

ムンドが心底良い人で良かった、とか。

ラモンが生きていて良かったとか。

 

ですが、このオンナ。

模範囚だということで仮釈放されたそうですが、人間本質はそう変わりはしません。保護観察が終われば、またやりそうです。

今回は、心ある人物が殺害の実行前に訴えてくれたおかげで助かりましたが――。

 

流れた実際の映像。末恐ろしさを感じました。

やはり、イカれたオンナは怖いのです。

 

 

 

 

 

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