テレ東さんで2024年5月14日放送分の

「世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル」から

実録!“悪魔の館”連続殺人 

謎の自画像に隠された秘密

を追ってみました。

本当に起きた事件ではありますが、ホラーな気もしました。

ワクワクドキドキなんて実話ですから不謹慎ですが、

ラストの怖さは小説を超えています。

ということで、事件の概要は下記の通りです。

(番組サイトより)

アメリカ・ジョージア州。

人里離れた森にたたずむ「悪魔の館」と恐れられる屋敷で、連続殺人事件が起きた。
18歳のテレサは知り合ったばかりの男性と、男性の親戚やその友人たち4人で「悪魔の館」で肝試しをすることに。
屋敷の主は、テレサ達を招き入れ奇妙なパーティーを始めるが、その後、銃声が鳴り響く……。
誰が犠牲者で、誰が殺人犯なのか?
そしてテレサの運命は?

秘密UFO&怪事件SP

実録!“悪魔の館”連続殺人 18歳女性に忍び寄る魔の手

鏡の前で入念におしゃれをする少女テレサは18歳。
全米を恐怖に陥れた連続殺人事件は
1982年12月12日 ジョージア州チャトゥーガ郡
この日の夜に発生。
“なんか緊張しちゃう。
どこに連れて行ってくれるのかしら”

友人の紹介で知り合った男性と、この日が初めてのデート。ですが、このあとテレサは――予期せぬ事態に巻き込まれていったのです。

「おまたせ」
「ジョーイ!」
テレサをデートに誘ったのはジョーイ。
ジョーイはテレサを車で迎えに来たのですが、そこには!
“え、どういうこと?”
テレサの表情が曇ったのは、車の中に2人の見知らぬ男性が乗っていたからです。
「あの人、誰?」
「ここに来る途中、車が故障しちゃって。
それで急きょトニーが送ってくれることになったんだ」
車に乗っていたのはジョーイの親戚トニーと、トニーの友人エイブリー。
「親戚のトニーが“面白いところに連れて行ってくれる”って言ってるんだけど。どうする? また今度にする?」
「面白そうだから着いて行くわ」

のちに事件を本に書いた作家のシャノンは、このときのテレサの心情についてこう推測。
テレサは学校でも問題を起こしたことがない真面目な子でした。この時はジョーイに臆病だと思われたくなかったのでしょう。

「今夜はトニーが肝試しに連れて行ってくれるんだ」
「肝試し?」
「行けば分かるさ」とトニー。
「さぁ乗って」
「どこへ行くの?」
「森の奥の“悪魔が棲む館”」とトニー。
「本物のお化け屋敷だ。怖いなら降りてもいいんだぜ」とエイブリー。
「楽しそうね、行きましょう」
「そうこなくっちゃ」
「さあ“悪魔の館”見学ツアーの始まりだ」
トニーはテレサの家を出ると、郊外に車を走らせました。

“悪魔の館”って一体どんな所なの?”

車は細い路地を抜けると、舗装されていない一本道へ。
さらに森の奥深くへと進んで行きます。
そして出発してから2時間ほどが経ち、ようやく車が止まったのです。
この時テレサの視線はトニーが持っていたあるモノに釘付けにびっくりマーク それは――拳銃だったのです。

拳銃? そんなに危険な所なの?

「周りに気をつけながら歩くんだ。分かったな」とトニー。
ここは周囲に民家もない深い森の中。
辺りには真っ暗な闇が広がっていて、車はこれ以上は進めず、ここから“悪魔の館”と呼ばれる屋敷までは歩いて向かうというのです。
そして――
「ようやく着いたぜ」

それは漆黒の闇の中、不気味に佇む2階建ての屋敷だったのです。
のちにこの連続殺人事件を担当したブラッド捜査官本人は
“まるで中世の城のようだ”という人もいますが、
邪悪で近づきがたい印象があり、地元住民は悪魔が棲みついているとウワサしていました。


異様な雰囲気にテレサが戸惑いを見せていると、そこへ――
目の前に現れたのは白髪交じりの男性がびっくりマーク
「ようこそ、“悪魔の館”へ」
その男性は、突然の訪問者を不気味な笑顔で招き入れ、
「さぁ、入ってくれ。
こんな山奥の家にわざわざ足を運んでくれるなんて。
とても光栄だ」
と言って、扉をバタンと閉めてしまいます。
「どうか、ゆっくりとくつろいでくれ。
君たちは大切な客人だ」
“悪魔の館”の主人チャールズは、以前は大学の教授だったのですが、現在は教壇を離れ、この館でひっそりと暮らしているというのです。
「ここは僕の好きな物で溢れる自慢の家なんだ。
どうぞ自由に見回ってくれ」
テレサたちは恐る恐る室内を見て回りました。
……と、そこには!

どうしてこんな物が……

怪しげな置物と共に飾られていたのは――!?
「そいつは本物の頭蓋骨さ」
人間の頭蓋骨!だったのです。
ブラッド捜査官:教授だったチャールズは黒魔術や悪魔崇拝に興味があり、関連する物や書物を集めていました。
「どうしてここに1人で住んでいるんですか?」
「どうして?
強いて言うならば、都会の暮らしに疲れてしまってねえ。
だけどこの館には幽霊が出るから、そんなに寂しくはないんだ。ほら、そこに」
テレサの背後に男性が!?
「ビックリした」
長年チャールズに仕える無口な使用人ジョセフ。
「ジョセフ、お客様は到着したばかりで喉が渇いているだろう。ワインを持ってきてくれないか」
返事はないジョセフ。
「さあ、みなさん。リビングで語り合おうじゃないか」

「あの、照明のスイッチはどこですか?」とジョーイ。
「ここは電気が通ってないんだ。水道も電話もない」
人里離れた山奥に建つ“悪魔の館”は、電気・水道・そして電話も通じない町とは完全に遮断された場所。

無言で立っているジョセフに驚くテレサ。
「ジョセフ、ありがとう。テーブルに置いてくれ」
ワインが運ばれてきたのです。
「さあ始めよう。みんな、グラスを取って」
不安なテレサ。
「このワインは私がレシピを考案した自家製なんだ。
乾杯」
みんなで乾杯したものの、テレサは不安が隠せません。
「何してるんだ。飲まないとチャールズさんに失礼だろう」とよけいなことを言うエイブリー。
「私、お酒は飲めないの…」
「てめぇ、チャールズさんに恥をかかせるのか」と加勢するトニー。「シカゴで大学教授をしてた偉い人なんだぞ」
仕方なくワインを口にするテレサ。
「ブラボー」とチャールズ。
「おっと失礼。オードブルがまだだったな」
この時テレサの脳裏には、いくつもの疑問が浮かんでいたのです。なぜ、チャールズは突然の来訪にも関わらず、テレサたちをすんなりと迎え入れてくれたのか?
そしてトニーはチャールズと初対面のはずなのに、このセリフ――
てめぇ、チャールズさんに恥をかかせるのか
シカゴで大学教授をしてた偉い人なんだぞ


なぜチャールズの詳しい過去を知っていたのか?
 

実録!“悪魔の館”連続殺人 誰が犠牲者?誰が犯人?
実はこの時すでに、この中の誰かによる悪魔の計画が動き始めていたのです。
「私はこれが正しいとは思えません」
「ここには時分と向き合う時間がある」
「チャールズさんの全財産はズバリいくらだ?」


悪魔の館を舞台にそれぞれの思惑が蠢く中、
㊙ミステリーな策略が進行していったのです。
リビングを出たチャールズは、キッチンで料理を作る使用人ジョセフの元へ向かいました。

ジョセフは主人にある疑問を投げかけます。
「ジョセフ」
「チャールズさん、私はこれが正しいとは思えません」
「君は賑やかなことが嫌いだからな」
「そうじゃなくて。私はあなたの考えに賛同できません」
なんとジョセフはチャールズの行動が間違っていると進言してきたのです。
「あの子たちなら心配ない」
「できれば彼らには即刻お帰りいただきたい」
「そんなこと言わずに。全て僕に任せてほしい」

「さぁみなさん。次はセカンドハウスへ案内しよう」
使用人ジョセフは突然現れたテレサたちを歓迎していない様子。チャールズたちは敷地内にあるもう1つの建物へと向かっていました。悪魔の館とほど近い場所にパーティールームなどがあるセカンドハウスも所有していたのです。
「着いたぞ。中に入ってくれ」
そこにも悪魔の館と同じく、チャールズが集めた動物の頭蓋骨など不気味なコレクションが並べられていました。
「チャールズさん1つ聞いてもいいか?」とトニー。
「私に答えられることなら」
「なぜ教授だったあんたが、こんなド田舎で暮らすことになったんだ?」
「都会での忙しい毎日に嫌気がさして生きるのに疲れてしまったんだ。ここには自分と向き合う時間がある。たっぷりとね」
都会を離れ、田舎暮らしを選んだのは、ゆっくり自分と向き合い、人生について考える時間を作るためだったというのです。
「さぁ飲もう」
この日何度めかの乾杯を交わすと、チャーズルからある提案が――
「“真実か挑戦か”ゲームをしないか?」

※「真実か挑戦か」ゲームとは?
指名を受けた人があらゆる質問に本音で答える真実か、無理難題に応じる挑戦、どちらかを選ばなければならないという単純な遊び。
 

「テレサ、君からやりなよ」とジョーイ。
「じゃあ。挑戦」
「いいのがあるぞ。トニーのほっぺにキスするのはどうだ?」とエイブリー。
言われてトニーの頬にキスをしたテレサ。
「次はチャールズさんの番だ」とトニー。
「それじゃあ。真実を」
「オーケー。チャールズさんの全財産はズバリいくらだ?」とトニー。
「え…と、詳しくは覚えてないけど、2000万ドル、くらいかな」
「マジかよ」とジョーイ。
エイブリーとトニー、見合わせる。(怪しい動き)
「おっとワインがなくなった。これが最後のワインだったのに」
「ビールなら車に山ほどある。取ってくるよ」とエイブリー。「頼むぜ」とトニー。
そしてエイブリーが車にビールを取りに行った直後、
ついに悪魔が牙を剝いたのです。

“悪魔の館”で起きた残忍な連続殺人事件!
1人目の犠牲者は一体誰だ!?
㊙ミステリーな最初の殺人事件が発生します。

セカンドハウスの中でテレサは不安な気持ちを抑えられずにいたのです。それはビールを取りに行ったエイブリーがもう長い間戻ってこないこと。
「ジョーイ」
「何?」
「もう帰りたい」
「落ち着けよ」
「でも……」
「パーテイーは始まったばかりじゃないか」
その時。
突然ライフルを手にしたエイブリーが入ってきました。
「両手を挙げろ」
「一体何事だい?」とチャールズ。
そして――
「金はどこだ?」とライフルを向けるエイブリー。
「2,000万ドルはどこに隠してあるんだ!」
「落ち着け。銃を降ろしてくれ」
「ふざけたことを言ってるんじゃねぇ。金をよこせ」
「待ってくれ」
トニーがチャールズの顔に拳銃を突きつけます。
そう、トニーとエイブリーが“悪魔の館”に来た本当の目的は、チャールズのもとにある大金を強奪することだったのです。
ブラッド捜査官:トニーは強盗や窃盗で何度も逮捕歴のある札付きのワルでした。
金に困っていたトニーはエイブリーを誘って、チャールズの財産を奪う計画を立てたのです。

強盗計画の準備でチャールズのことを調べ上げていたため、トニーはチャールズの経歴を知っていたのです。
突然目の前で起きた恐怖の出来事にテレサは――
隙を突いてジョーイと共に外に飛び出しました。
携帯電話もない時代、近くに民家もなく、乗ってきた車を奪って逃げる以外に助かる道はないと考えたのです。
この時セカンドハウスでは――
「金だ、金を出せ」
エイブリーがチャールズを縛り拘束。
「金を出せ」と脅し続けていました。
このとき、悪魔の館にはジョセフ、セカンドハウスにチャールズとエイブリー、テレサたちは車で逃げようとしていました。そしてようやく車にたどり着いたテレサたちのもとに
「早く出して!」
「暗くてよく見えない」
車の正面、テレサたちを追ってきたトニーが近づいて来たのです。
「ジョーイお願い、早く出してよ早く!」
「窓を開けろ! 早く開けないと殺すぞ」と銃を向けられ。
ついに悲劇が起きてしまったのです。

 

悪魔に襲われた最初の犠牲者は一体誰だ!?
銃声が2発響き、最初に殺害されたのはチャールズに仕える使用人ジョセフだったのです。

1人目の犠牲者は使用人
「車から降りろ。一緒に戻るんだ」
トニーは今にも発砲しかねない様子で、テレサとジョーイはおとなしく指示に従い、セカンドハウスへ戻ることに。

ですが、トニーたちがセカンドハウスに戻ると、そこでまたも奇妙な出来事が!!
「エイブリーがいなくなった。さっきの銃声はなんだ?」とチャールズ。
「黙れ! 静かにしろ!」銃は放さないトニー。
チャールズを拘束していたエイブリーが、突然セカンドハウスを出て行き、戻らないというのです。
想定外の動きだったのか、トニーは焦りを滲ませていました。
そこへ「やっちまった」とエイブリー。
「マジかよ」とトニー。
「何をしたんだ! 何を!」叫ぶチャールズ。
「テメェ余計なことを!」
ジョセフを殺した犯人はエイブリーだったのです。
チャールズにお金の在りかを聞き出そうとしたのですが、

頑なに拒み続けられたため、エイブリーは使用人のジョセフから聞き出そうと悪魔の館へ移動。
ところがここでジョセフにそばにあったライフルで反撃に出られ、これに逆上したエイブリーがジョセフの背中に銃弾を見舞ったというのです。
「ジョセフ! ジョセフ!」
「死体はどこだ?」とトニー。
「キッチンだ」答えるエイブリー。
「早く行け!」と拘束したチャールズを急かすトニー。
「ジョセフ、すまない許してくれ…僕のせいだ。僕がコイツらを招き入れたから」
「黙れ! もう俺たちには時間がない」銃を向けるトニー。
「お前も死にたくなければ金を出せ」
そしてこのあと――
数々の嘘と裏切りが発覚し、第2の殺人事件が起きてしまうのです。

18歳女性の運命は?
「金はどこに隠してる? 命が惜しいなら答えるんだ」

作家シャノンは
この時テレサはここから脱出して生き延びる手段を考えていました。犯人を知ってしまったため、このままだと自分も殺されると思ったのでしょう。

「待て! 止まれ! 待てこの野郎」
「テレサ、待ってくれ」
あのまま悪魔の館にいれば、何をされるかわからない。
「テレサ、お願いだから戻ってきてくれ」
テレサは必死で森を走り続けました。

窮地に追い込まれたテレサ。2人目の犠牲者は誰なのか?
犯人を知ってしまったテレサは、一瞬の隙を見て、森の中へと逃げ込みました。
その頃悪魔の館では――
「どこだ、金はどこにあるんだ」
トニーとエイブリーが血眼になってチャールズの財産を探していたのです。が――
「エイブリー、この屋敷に金があると言ったのはお前だよな」
「ああ、間違いない」
「チャールズ、2000万ドルを持っているという話は嘘か! 俺を騙したのか?」
トニーの脅しにチャールズは何も答えません……。

それもそのはず。実はこの話は真っ赤な嘘。
チャールズは、本当は金を持っていなかったのです。

作家シャノン
トニーとエイブリーは、チャールズが大金持ちだと勘違いしたようですが、それは昔の話です。悪魔の館には現金も高価な物もありませんでした。

かつてシカゴに住んでいた時は贅沢な暮らしをしていたチャールズでしたが、この“悪魔の館”の建設費や悪魔崇拝に関するコレクションに費やしてしまい、彼の手元に財産は殆ど残っていなかったというのです。
「テメェ俺を騙したな」
トニーの身勝手な怒りが頂点に達し、そして――
森の奥深くへ逃げ込んだテレサにも悲劇が訪れようとしていたのです。
「テレサ! テレサ、大丈夫か」
追いかけてきたジョーイが、身を隠していたテレサを見つけます。が、ジョーイはテレサを助けるどころか――
「テレサ、一緒に戻ろう」
「戻らない。私、死にたくない」
「落ち着いて。よく聞いて。このままだと君は殺される。
“連れ戻せないならテレサを殺せ”と言われてる」
ジョーイは親戚のトニーに脅されて、無理やり強盗犯の仲間にさせられていたのです。唯一の味方だと思っていたジョーイの正体を知り、窮地に追い込まれるテレサ。
そしてついに第2の殺人事件が!!
銃声が何発もとどろき――
2人目の犠牲者となったのは果たして?

人里離れた悪魔の館。その地を訪れる人はめったに現れず、2つの遺体が発見されたのは事件から4日後のこと。
チャールズの友人レイモンドが久しぶりに悪魔の館を訊ねたところ――
「こんにちは。教授、いないのかい?」

通報を受け、地元警察が駆けつけたところ――。
「家の中は血の海だ」
2人目の犠牲者は家主
悪魔の館。その中で発見された2人目の犠牲者は主のチャールズだったのです。
後に行われた検死の結果、チャールズの頭部から5発もの銃弾が見つかり、恐らく即死だったと。

ブラッド捜査官:
この時点で警察に犯人の手がかりは全くなく、周囲に民家もないので目撃者は皆無でした。
手がかりの乏しい連続殺人事件に警察も手を焼いていましたた。ところが数日後、さらに事件を深刻化させる㊙ミステリーな3人目の犠牲者が!


強盗計画により3人の犠牲者
ブラッド捜査官:
ミシシッピ州のビックスバーグでチャールズの車が発見されました。そしてその近くで男性の遺体が見つかったのです。
 

ジョージア州の悪魔の館から650㎞離れたミシシッピ州のガソリンスタンドでチャールズの車が発見され、さらに近所に住むフェルプスという男性の、射殺された遺体が見つかったというのです。
科学捜査班が調べたところ、フェルプスの遺体から回収された銃弾と、チャールズの遺体に残っていた銃弾が一致。
警察は直ちに周辺を捜索。
まもなくトニーとエイブリーは逮捕されました。
チャールズの車を奪い逃走中だった2人は、給油のためミシシッピ州のガソリンスタンドに立ち寄った時、お金がなかった2人は給油中だったフェルプスを殺害。その車を奪ってさらに逃走を続けたのです。


謎の自画像に隠された秘密
トニーはチャールズとフェルプスを殺害した容疑で逮捕。
そしてエイブリーは使用人ジョセフの殺害容疑で逮捕となりました。
トニーが企てた強盗計画から始まった連続殺人事件。
ですがこの事件にはもう1つの驚くべき不可解な謎が隠されていたのです。

事件後、悪魔の館で発見された1枚の絵。
そこには常識では考えられない怖ろしい秘密が隠されていたのです。
今も伝説として語り継がれる㊙ミステリーな事件の真相とは?

謎と狂気に満ちた“悪魔の館”連続殺人事件
その㊙ミステリーな真相がこれだ!

お金に困っていたトニーはエイブリーと共謀し、チャールズの財産を強奪する計画を立てましたが、チャールズは警戒心の強い人物で、下手に悪魔の館に近づけば、強盗どころか反撃される恐れもあったのです。そして知り合いを通じてチャールズに接触。“女の子を連れて肝試しのようなゲームをしたいので協力してほしい”と相談を持ちかけます。女性も連れて来ることで安心したのでしょうか、チャールズはトニーの申し出を快諾します。
そして約束の日の夜
「今夜はトニーが肝試しに連れて行ってくれるんだ」
4人はチャールズが待つ悪魔の館へ。
予定通り、チャールズはあらゆる手段でテレサを怖がらせました。
そして狙い通り屋敷の中に入り込むことに成功したトニーとエイブリーは、持ってきたライフルでチャールズを脅し、お金を奪う計画を実行に移します。ところがここで――
まさかの予期せぬ事態が!!
エイブリーがジョセフを殺害してしまうという……。
さらに、チャールズは大金など持っていなかったのです。
エイブリーが、事前に調べた情報が間違っていたということ。お金がないことがわかると、トニーは口封じのためにチャールズを殺害。その後、テレサはジョーイの家で監禁されていたのです。


ブラッド捜査官:
周囲から悪魔崇拝者として恐れられていたチャールズでしたが、本当の悪魔はトニーとエイブリーの2人です。
 

安易な強盗計画は最悪な結果を生んでしまったのです。
ところがこの事件にはもう1つの不可解な謎が残されていて、それは警察が悪魔の館の現場検証を行っていた時のこと。
チャールズの書斎。

画材道具が散らばった部屋に、チャールズ自身が描いたと思われる1枚の絵が飾ってあり、その絵はチャールズの自画像だったのです。
それは口元にテープを巻かれたチャールズが、頭から5か所、血を流して息絶えている奇妙な自画像。
そう、これはまさに頭に5発銃弾を受けて殺された、今回の事件を彷彿とさせるものだったのです。
ですがチャールズ自身がこの絵を描いたのは、絵の具の状態などから、少なくとも事件の数か月前と推測。

 

残された自画像の不可解な謎。
それにつながるかもしれない㊙ミステリーな新証言が!!

証言者はあの日何度も恐怖体験をしたテレサだったのです。
今でもチャールズの最期が目に浮かびます。
あの言葉を生涯忘れることはないでしょう。


果たしてチャールズがテレサに語った最期の言葉とは?

頭に5発の銃弾を受けて殺されたチャールズ。
そして事件の数か月前に描いたと推測される不可解な自画像。
これらの謎につながるかもしれない㊙ミステリーな新証言は?
その証言者とは、一度は悪魔の館から逃げ出したもののジョーイに見つかり、ジョーイに殺すと脅されまた悪魔の館に連れ戻されたテレサ。
「舐めたマネしやがって。おとなしくそこに座っとけ」
この時の恐怖体験についてテレサが重い口を開いたのです。


私はとにかくとても怯えていました。
いつ殺されてもおかしくない状況で、早くあの館から逃げ出したい、死にたくないと思っていました。


いつ殺されてもおかしくない、恐怖に怯えるテレサ。

恐らくチャールズは死を覚悟していたのでしょう。
その時チャールズがテレサに対して口にした、㊙ミステリーな最期の言葉とは?


「全て私のせいだ」

チャールズは死の間際
“全て私のせいだ”とつぶやいたのです。
その直後、テレサの目の前で、チャールズは5発の銃弾を浴び、帰らぬ人となりました。

テレサ本人
今でも鼻に染み付いた血のニオイが消えません。
私はただチャールズが死んでいくのを見ていることしかできませんでした。


“全て私のせいだ”この言葉の意味は何だったのでしょうか?
警察内部でも様々な憶測が飛び交ったといいます。
強盗を目論むトニーたちを迂闊に招き入れたことを悔やんでの言葉だったのでしょうか?
それとも頭から血を流す自分の死を予知するかのような、あの絵を描いてしまったことへの後悔の言葉なのでしょうか?
その真相は今も謎のまま。

作家シャノン
だからこそ“悪魔の館”の伝説は語り継がれ、今も心霊スポットとして人気なのです。
 

2人に下された判決は?
お金欲しさに強盗を企て、挙げ句3人もの罪なき人の命を奪ったトニーとエイブリーにいかなる裁きが下ったのでしょうか?
エイブリーは第一級殺人で有罪。終身刑に。
同じくトニーも第一級殺人で有罪。終身刑が言い渡されました。

 


チャールズが描いた自画像。

とても不気味で見続けていると呪われそうな絵でした。

頭に5個の穴が開き、そこから血が流れている姿。

チャールズが自分の未来を描いたとしか思えないわけですが、この“悪魔の館”で描いたから?というのもあったのでしょうか。

今となってはチャールズが亡くなってしまい、真実は闇の中。永遠に明かされることはないでしょう。

先週分の事件を先に、と思ったのですが、こちらの事件に傾いてしまいました。

 

あくまでも自分のタイピングのスキルを落とさないよう、プラス自分の興味でこんな時間を食っちゃうことを無駄だなぁと感じながらもやっております。

とはいえ、面白く見ていただければ幸いです。

最近、アンビリバボーのほうはあまり興味を惹くものやってくれないなぁと残念に思いつつ……。
 

 

 

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