井岡さんいないと思ってましたら、表紙カバーにしっかりいらっしゃった(笑)……もうピッタリなお話のところに登場しております。
ここしばらく誉田さんの新刊本、購入し、読んでいるにもかかわらず、全く記事にできてない体たらく……。
せめて、玲子さんのシリーズの新刊だけでも、って取りかかったつもりだったのですが、購入して5日も経ってしまいました。
読後の感想として「いつもの通り、面白かったわ」だけなら、さっさと24日にもUPできたのですが
こちらですね、『OMNIBUS』
電子書籍は読まない(読めない、というのが正解)自分にとって、
こうして集めてもらって紙の書籍になってくれるというのはありがたいものです。
ですが、また文庫になった時は、意地悪(笑)なサービスカットが入ってしまうのでしょうねえ……。
誉田哲也さんの『OMNIBUS』
↑
このままコピペして、検索していただければ、特設サイトに行き着けると思います。
ただの特設サイトではなく、なんと
そこに、著者の誉田さんが作詞・作曲・演奏・歌唱された、♪OMNIBUSのイメージソング なるもの
聴くことができちゃいます
ナマで聴きたいよぉ~~~~~とひとり叫ぶあたくし
ですが、現実問題、ライヴは難しい状況ですから嘆くしかないです。
いやいや、ここへ持ってきちゃったらいけないでしょう……イメージソング……。
ということで、姫川班の皆さん、総登場の本作を。
あたくしの趣味でどんなお話かをご紹介(?)したいと思います。
(先ほど、全部消えちゃったので、1行ずつ「保存」です……)
『If you don't like it, you're going to a desert island
それが嫌なら無人島』
いま玲子さんが捜査している事件の被疑者、大村。
これから事情を聴こうという相手が、すでに別件で逮捕され、別の署に身柄を拘束されているという、珍事。ですが、あちら(本所署)の逮捕の事案は不起訴。
大村が関わったと思われる事件は女子大生の殺害。
ところが、大村は「殺してねえ」と――
本当に。ソレが嫌なら確かに無人島に行ったほうがいいです。
誰もいないところへ。
『Compendium of laws 六法全書』
姫川班は五日市署へ。
木造家屋に首吊り死体と女性の腐乱死体! 自殺を見られる死体とは別に、遺棄された死体がもう一つあったということなのです。
床下の死体は元妻か、と思われたのですが、彼女は存命で四十前。死体は五十代から七十代。会議中、玲子さんと菊田さんはコソコソと。閃いた玲子さん、首吊り死体の男の顔写真がマザコンっぽいと。腐乱死体は母親じゃないかと――
『Correct stalking murder
正しいストーカー殺人』
玲子さんは捜査一課殺人犯十一係のメンバーと共に、福生署の講堂に。
通常『ストーカー殺人』と言えば、ストーカー行為がエスカレートして、ストーカーしていた側が、されていた側を殺す事件のことで。
ところが今回は、ストーカーされていた側が、ストーカーを殺しちゃった→ストーカーを返り討ちにして殺した、というのですから、通常とは逆です。
その事件は、岐阜県の田舎町で暮らしていたニートが突然状況し、自分より九つも上の女性を尾け回し、転落死させられた……。
ところが、逮捕された女性。地味。能面のような顔、と玲子さん、他の感想が出てきません。果たして――
まさか最後、笑うことになるとは……。
玲子さんたちの乾杯の席に、あの人が……
『Red Shoes 赤い靴』 次の「青い腕」に続いてます
玲子さん、日野利美巡査部長と急接近(笑)
今泉管理官から頼まれた、と日野さんは玲子さんに呼ばれ、滝野川署へ。
自首してきてからちょうど一週間、何も喋らない二十三歳(自称)の女性、被疑者の取調べを。自称ケイコが、男を殺したと出頭してきたのです。現場には男の死体。ケイコは刺し殺した、と。
腹部には刺し傷。が、首には索痕もあって……両方あるのはおかしい
「あの子、殺ってる……それは間違いない」
間違いない、というのは言い過ぎかもしれないという玲子さんですが。
現場から押収したパソコンのフォルダーには大量の文書ファイル
玲子さんと日野さんは、コレのせいで徹夜作業になっちゃいます。
そして、玲子さんの顔をブスにするようなことが……
ここは、なんといっても玲子さんがアメちゃんを(笑)……
『Blue arms 青い腕』
とにかく、自称ケイコは何を言っても表情を変えない、話さない。
自分の身の上については一切。
ここは、前の『赤い靴』とつながっておりますので、ややもするとネタバレになってしまいそうですから、短く。
玲子さんはパソコンの中味の文書ファイルを日野さんに丸投げしていたわけですけれども、ここにきて一種の被害者供述と割り切って読み始めていたのです。
(油断していたら、今度は勝手にマウスが動いた。根腐れまで打ち込んでたのに)
そこで、玲子さんと日野さんは、何かケイコについてわからないか、と、死んだ男性の身元確認に来た母親を訪ねることに――
『Root rot 根腐れ』
モデル兼女優の小谷麻莉子を覚醒剤所持で逮捕したのが麻布署。
「じゃあ、姫川と……小幡で、いいですか」と安直に、
たまたま刑事部屋にいた二人が彼女の取調べを任され、湾岸署(移送はマスコミ対策)へ。
「主任、ひょっとして寝不足、ですか」
「んーん、そんなことないよ」
「でもちょっと、お顔の色が優れないような」
「そう思っても、口に出さないデリカシーは必要だよ、小幡」
モデル兼女優なんて、今までに取調べたことがないからこそ、やるべきこと、準備すべきことはちゃんとやっておく。じゃないと後悔する、と言った玲子さん。
小谷麻莉子こと石井麻莉子は、覚醒剤は笛田という男から、自身で使用する目的で購入したと自供したのですが、検査の結果、使用に関しても毛髪検査でも陰性だったのです。
女優歴の浅い小谷麻莉子から真実を導き出せるのでしょうか。
『Isnt it lipreading? それって独唇術?』
玲子さんは、東京地検公判部の検事、武見さんから呼び出され、
「ユミちゃん」と呼ばれている若い女性のバーテンダーのいるお店で待ちぼうけ。「仕事ではなくプライベートで」なのですから、これは「デート」ということ
そのわりには、武見さん、かなり遅い到着。
奥のボックス席へ移動。
あの雨の日に、武見さんが言ったことが気になっていた玲子さん。
あの言葉の真意が……。
そこで「武見さんが、一番耐えられないことって、なんですか」と。
そこから玲子さんの長い夜が始まってしまい……。
いえいえ、このラストは明るい衝撃(笑)でした。
半分はちょっぴりさびしい、というのも本音です。
どちらも主役ですよね 合体しちゃうのでしょうか
姫川玲子さん、あたくしの中では本当に今でも竹内結子さんで再生されてしまいます。哀しい……『ランチの女王』から竹内さん好きだったんですが……。
じゃあ、映像化ならせめて身長の高い方にして欲しいです。
こちらの作品の中にも
むろん姫川だって充分美人の部類に入るし、背は高いし、スタイルだっていい方だと思う。
……とあります。
あたくし、自分がチビですから、どんなに普通サイズ(横幅)になろうとスタイル良く見えないんですよね。身長150cm台なんて「こびと」ですよっ
余談ですが、こちらに入っている作品のタイトル「赤い靴」。
といえば、自分がライヴとか作家さんのサイン会の時、はいてお出かけする靴です。
赤い靴の人って、表参道でなら何人か見るのですが、
地元(一応都内)では殆ど見ません。
赤いお洋服に赤い靴っていう組み合わせもなかなか見ません。
さらに、あたくしのようなロリィタ靴となれば、さらにいません。
「赤い靴」、大好きです
クロスカントリー、見たことある?
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