「どうして
ﾀﾞﾒ夫の事を信じてやれないの？」
と義母が私を問いただします。
ずっと前の話です。
ﾀﾞﾒ夫は
結婚してから年に100万円ずつ
ｷﾞｬﾝﾌﾞﾙ依存の借金を
作っていました。
大きな金額になると
それまでの私の貯金で支払っていました。
家計を切り詰めて
返済してました。
借金作らないように
ﾀﾞﾒ夫の小遣いは20万円。
ﾏﾏ友の御主人の小遣いは
4万円の時代です。
最後に自殺未遂をして
ﾀﾞﾒ夫は
義母に800万円借りました。
私はﾀﾞﾒ夫の小遣いに
20万円渡しているので
生活が厳しく
いつも頭の中には
お金の事がありました。
すると義母が
「どうしてﾀﾞﾒ夫を
信じてやれないの？」
と私を問いただしました。
信じていない私を
責めているようでした。
「お義母さんは
信じているの？」
「信じているわよ」
きっぱり答えます。
「ﾀﾞﾒ夫は800万円を
返済していますか？」
「・・・・」
「〇さん、あのお金は
私の葬式代なの。
葬式を頼んだわ。」
「えっ？
信じているんですよね。」
もう一度確認しました。
信じていないのです。
ﾀﾞﾒ夫は義母に1円も
返していないようでした。
そんな人間を
信じることが出来るのか？
信じていない。
息子だから信じたいのは分かります。
でも信じられない。
だから私に葬式を頼んだのですよね。
私も同じで
お金にだらしない人間は
信じることはできません。
結果
数年後義母は無くなり
私は義母の葬式に
一番働きました。
お義母さん、嫁として
私の約束は果たしましたよ
✿自分ﾙｰﾙ
親子の問題
義母の子育てが正しかったのか？
私にはわかりません。