〈ありがとう 無冠の友〉10 西日本編2020年7月13日
【愛知】名東区・上社常来支部 斎藤みどりさん(地区婦人部長)
「配達員を続けてきて良かった」と満面の笑みで語る斎藤さん。
3人の育児と経済苦に悩んだ時も「冬は必ず春となる」(御書1253ページ)との御聖訓を抱き締めて、無冠の道を歩み続けた。
今年、大きな功徳を実感した。念願かなって仏間の広い家に引っ越すことができたのだ。報恩感謝の思いで、広布の会場に提供する予定だという。
「若い世代の方にも配達の素晴らしさを実感してもらいたい」と瞳を輝かせる。
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【石川】石川池田県・蕪城支部 大谷博幸さん(副支部長)
25歳の時、創価家族の温かさに触れて入会。御書を学び、仏法の希望の哲学に感銘を受けた。経済的な苦難はあったが、強盛な祈りと家族の支えを力に乗り越えてきた。
前任者の転居に伴い、13年前から配達員に。車での配達は、交差点での一時停止や左右の確認などを怠らず、安全運転を心掛ける。
息をのむほど美しい、ばら色の朝日に出合えた時は格別。陰の労苦を誇りに、“師のため”“同志のため”にと無冠の道を歩む。
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【大阪】東住吉新世紀区・大塚支部 篠原久美子さん(支部婦人部長)
家族の幸福を祈り、広布に尽くす母を見ながら育った篠原さん。自身も“一家和楽の家庭を”と、結婚前に夫を入会に導いた。現在は、夫婦で地域広布に進む。
今まで、真心と励ましで支えてくれた同志への感謝を込めて、一軒一軒、聖教新聞を届けることを心掛けてきた。コロナ禍では、小学生の長男が夫と勤行に挑戦する。
「家族が団結して、広布の道を歩めることが何よりうれしい」と笑顔が輝く。
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【大阪】四条畷大光圏・蔀屋支部 野平和美さん(地区婦人部長)
両親と共に経済苦を乗り越えた若き日の体験が、“祈りとして叶わざるなし”の確信の原点。結婚後、実家近くに新居を構え、生まれ育った町を使命の舞台として活躍する。
子宮筋腫や乳がんなど、3度の大病も信心根本で乗り越えた。現在は、年に1度の検診のみとなり、地区部長の夫と“無冠の道”を歩む。
1990年の関西大文化祭をはじめ、女子部時代の師匠への誓いを胸に、友の幸福のため、さっそうと走る。
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【福井】鯖江圏・創価支部 山田裕子さん(地区婦人部長)
山田さんの母は女手一つで3姉妹を育てながら、配達員として歩み抜いた。その心を継ぎ、女子部時代から“無冠の友”に。
多くの先輩から教えてもらった功徳の体験や確信が、継続の力となり、今年で配達20年目を迎える。
配達地域は旧北国街道のたたずまいが残る。その町並みを一望できる高台がお気に入りの場所。眼下を見つめ、「あの地にも、この地にも“希望の便り”を届けたい!」と祈り続ける。
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【滋賀】長浜大勝圏・長浜本陣支部 古澤智美さん(地区婦人部長)
配達地域は、日本百名山の伊吹山の麓。運転中に、鹿やイノシシの姿を見かけることもある。日々、無事故を祈りながら、地区部長の夫と共に“使命の道”を往来する。
友人読者から「来てくれるのを楽しみにしてるよ」との声も。明るい笑顔が、近隣に友情を広げている。
一昨年には、子宮内膜異型増殖症の手術を。無事に成功し、配達に復帰。「感謝を胸に、“仏の使い”の思いで、無冠の使命を果たします!」
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【島根】出雲希望圏・仁多支部 高橋正敏さん(副支部長兼地区部長)
1989年に、33歳で入会。建設の現場管理に従事。仕事で悩むことも多かったが、男子部時代の薫陶で、“素直に信心を実践すれば、絶対に困難を乗り越えられる”と確信をつかんだ。「冬は必ず春となる」(御書1253ページ)の御文を胸に刻んでいる。
壮年部に移行して、配達に携わり20年。地区部長としても友の激励に奮闘している。
「毎朝、池田先生のお手紙をお届けできることが何よりの喜びです」
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【香川】香川池田王者県・三木支部 寒川渡さん(副圏長)
木製盆の木地職人。結婚を機に入会して間もなく、自宅の作業場で大量の木材が妻・妙美さん=婦人部副本部長=を目がけて倒れ掛かったが、傷一つなかった姿を見て信心に励むようになった。
妻に代わって本紙の配達を担って16年。「よからんは不思議わるからんは一定とをもえ」(御書1190ページ)の御文を胸に3度の入院も乗り越えた。
現在、小説『人間革命』の再読に挑戦中。「配達歴30年を目指します」
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