〈ありがとう 無冠の友〉8 西日本編2020年6月29日

【岐阜】飛騨池田県・金山支部 度会秀弘さん(副県長)

 第1回「中部青年平和文化祭」(1982年)で池田先生との出会いを刻み“生涯、師と共に”と決意。その誓いを胸に23年前から無冠の道をひた走る。
 初夏には、新緑が映える山間地で、胸中で無事故を真剣に祈りながら“師の便り”を真心を込めて届ける。
 現在、本部長を兼任し、地域広布に尽力。同苦の精神で友の心に徹底して寄り添い、幸の連帯を広げている。
 「これからも聖教新聞を手に、勝利の人生を歩みます」

.

 

【富山】高岡池田圏・牧口部 室田康平さん(男子部部長)

 2011年、親戚の紹介で入会した室田さん。学会活動に励む中、人間関係の悩みを克服。何より、環境に振り回されることなく、困難に立ち向かえるようになった。
 3年前に配達員の話があり、「自分が成長して、両親を安心させたい」との一心で引き受けた。ほぼ毎朝、母と協力して配達する。その姿に触れた未入会の父は、今では学会の良き理解者に。
 “親孝行しよう”との師の指針を胸に、今日も報恩の道を歩む。

.

 

【大阪】中央区・谷町支部 木村純子さん(区副婦人部長兼地区婦人部長)

 昔ながらの街並みと高層住宅が混在する大阪市中央区で“銀の道”を歩んで29年。
 1981年(昭和56年)の入会。翌年の第1回関西青年平和文化祭で、新入会員の入場行進に参加したことが信心の原点に。
 8年前、家族で切り盛りしてきた事業の継続が困難に。夫婦で御本尊に向かい、夫は50代で再就職を勝ち取ることができた。
 一昨年から本紙通信員にも。“希望の便り”を届ける喜びと使命で購読推進にも率先する。

.

 

【大阪】摂津王者圏・鶴野支部 吉田聖子さん(地区婦人部長)

 2002年5月の第7回常勝関西青年部総会で池田先生との出会いを。“師弟共戦”の誓いを胸に刻んだ。
 4人の育児や夫の仕事の独立など、大変な時も“無冠の道”を歩むことができたのは、「常に同志が寄り添ってくれたから」と。
 現在、長男は関西創価小学校へ。夫はコロナ禍の中、事業継続で実証を示している。
 地区には医療や教育現場で働くメンバーも。“今こそ、友へ真心からの励ましを”と報恩の心で前進する。

.

 

【兵庫】神戸王城区・旭支部 松竹真弓さん(地区婦人部長)

 神戸の中心街から程近い地域が配達の舞台。毎朝、「今日も絶対に無事故で」と、深い祈りから出発する。
 6年前から、高齢者宅を訪問し、生活を支える地域活動に尽力。児童委員としても活躍し、信頼を広げる
 自身の病気や経済苦など幾多の試練も、同志の温かさに支えられ、信心根本に乗り越えてきた。
 現在はSNSやメール、手紙を活用して、皆に励ましを送る日々。若き力と情熱が地域に希望を広げている。

.

 

【奈良】五條希望圏・五條南支部 岡本直子さん(地区婦人部長)

 無冠の友として14年。これまで育児での悩みや夫の病気など、幾度も壁にぶつかった。そのたびに、「毎朝の配達と共に、“どんな逆境も乗り越えてみせる”と、勇気を奮い起こしてきました」。
 信心で苦難を乗り越えてきた夫婦の姿に、2人の娘も広布後継の道を。今では、配達の無事故を一家で祈れるようになったという。
 この時期、朝日に照らされ田畑が光る。きょうも、山あいの読者の元へ、自家用車で本紙を届ける。

.

 

【山口】下松創価圏・久保支部 藤井隆さん(副支部長)

 配達員15年目。住宅街から山奥まで約30軒を配る。安全のため、妻・範子さんも同伴。道中、飛び出してくる動物には要注意だ。積雪時に、徒歩で配ったことも。
 若い頃、バイクでの代配時に、あわや事故という出来事が。以来、絶対無事故の祈りがより深くなった。
 「池田先生のお手紙を届けられる喜びと、責任感を胸に配達しています」と語る藤井さんは、地区部長としても活躍。実直な人柄に、信頼は厚い。

.

 

【高知】創価県・渡川支部 久保田久寿美さん(婦人部副本部長兼地区婦人部長)

 21年前、配達員に。前任の義父は地域を愛し長年、聖教を届けた信心のお手本の存在だった。
 自身も無冠の道を歩み始めると、地域広布を一層、祈念するように。「15年前に義父は亡くなりましたが、その遺志を受け継ぐ人生をと思っています」
 家族の介護と仕事が重なった多忙な時期を、一歩も引かずに配達した日々は財産に。
 現在、地元の地区健康福祉委員会の代表としても活躍。近隣の友人や親戚に愛読の輪を広げる。

.

 

【福岡】防塁区・原南支部 進藤淳子さん(婦人部副本部長)

 「配達は、大切な友好の場なんです」と語る進藤さん。あいさつをきっかけに親しくなり、聖教の切り抜きなどを渡すことも。
 結婚と同時に入会し、“無冠の友”となって30年。家族や地域の同志に励まされながら、使命の道を歩み続けてきた。
 “徹底して一人を大切にする”進藤さんの姿を通して、信心に無理解だった母をはじめ8人の友を入会に導いた。
 「配達から持続の信心の大切さを学ぶことができました」