〈ありがとう 無冠の友〉7 西日本編2020年6月22日

【愛知】天白区・高坂支部 三宅みどりさん(支部婦人部長)

 

 本紙の配達員として33年、愛用の自転車で団地が立ち並ぶ地域をはつらつと駆ける三宅さん。「毎日、配達からの帰宅時に、ねぎらいの言葉を贈ってくれる夫に癒やされています」と、ほほ笑む。
 これまで、経済苦や家族の病気など、苦難に襲われたが、無冠の道に励む中で、全て宿命転換してきた。
 地域では、三宅さんの人柄に引かれて、本紙の購読を始めた友人も多い。「報恩の思いで、これからも広布に生き抜きます」

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【大阪】大阪柏原圏・柏原東支部 屋鋪聖子さん(地区婦人部長)

 奈良県境の山あいの地域で“無冠の道”を15年。現在は、化粧品製造会社で研究開発の責任者として奮闘する。
 創価女子中学校(当時)時代から、励ましを送る創立者の姿に触れ、“社会に貢献する人に”と誓った。
 仕事と家事、育児に多忙な中で、婦人部の活動にも全力。家族を襲った病魔を、夫婦で“唱題根本”に乗り越えてきた。
 同志や家族への感謝を胸に、「今いる場所で勝利の実証を」と日々、前進する。

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【大阪】淀川王者区・加島王者支部 井上杏沙さん(白ゆり長)

 家庭不和に悩み、19歳で入会。1男4女の母。夫の仕事の都合で何度も転居したが、どこにいても、聖教新聞を通して信心の確信を深めてきた。
 大阪に戻った7年前から配達員に。率先して学会活動に励む中、程なく、父への弘教が実った。その後、家族を見守り続けてきた母を入会に導くこともできた。
 「常に励ましを送ってくれた先輩同志に感謝し、報恩の心で頑張ります」と朗らかな笑顔が輝く。

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【京都】中京王城区・朱雀支部 村瀨恭子さん(副白ゆり長)

 経済苦や長男の病気、長女の不登校など、幾多の試練を経験してきた。一家の宿命転換と、“わが子を後継の人材に”との祈りを続ける中、今では母子で唱題を実践するようになった。
 勤務先の百貨店では、サブリーダーとして奮闘。地域では、町内会の組長として信頼される存在だ。
 「いつもありがとう」と声を掛けてくれる同志の真心を日々、胸に刻みながら、明るく元気いっぱい“銀の道”を歩む。

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【滋賀】東近江大城圏・蒲生支部 山岡広子さん(地区婦人部長)

 結婚を機に入会した夫と2人で“無冠の道”を駆ける。一軒一軒、配達先の友の健康と幸福を祈りながら“希望の便り”を届けてきた。
 配達員となった後に生まれた長女も小学生に。今、“一人で勤行”に挑戦中だ。
 地区の同志には電話で励ましを続ける。地域のママ友とは、SNSなどを通じて友好を拡大。本紙推進など共感を広げている。
 「毎日、広布のお役に立てることが、何よりうれしく思います」

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【岡山】津山創価圏・加茂部 草苅俊嗣さん(男子部部長)

 4年前、配達員だった母が他界。いつも笑顔で、使命に生きる人だった。“母の姿に続こう”と決め、「無冠の友」になった。
 古里の山間地域で林業を営むため、朝は早い。配達の日は作業着をまとってから、車のハンドルを握る。
 郵便受けに聖教新聞を差し込みつつ、読者の健康を祈ると、心から元気になる。後継の道を進む今、“母がいつも笑顔だった理由”が分かる気がする。
 「僕も元気に使命を果たしていきます」

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【香川】香川創価県・北坂出支部 野村洋子さん(婦人部副本部長)

 配達員歴40年以上。一家和楽を目指していた時、父の勧めで配達員になった。
 パートで働き、2人の子どもを育てながら配達。地区婦人部長として、全世帯を家庭訪問するなど学会活動から一歩も引かなかった。その姿勢に夫も信心の大切さに目覚め、現在は壮年部の王城会で活躍している。
 野村さんは、毎日一万遍の唱題を9年以上継続。今は孫たちが信心を継承してくれることを願う。
 「夫に感謝し、これからも広布に励みます」

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【鹿児島】喜界島圏・喜界支部 豊田春代さん(支部副婦人部長)

 豊田さんは、喜界空港近くの潮風が爽やかな地域で配達を続けて8年。午前10時に船で届く本紙を配っている。「無事故と明るいあいさつを心掛けています。動くほどに、友好の輪も広がっています」
 13年前、脳梗塞を発症した豊田さん。懸命に祈り、治療が奏功して、完治できた。
 「毎朝、元気に先生のお手紙を届けることができる喜びでいっぱい。感謝の思いで、8・23『喜界島師弟原点の日』を慶祝します」

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【沖縄】広宣圏・銀座支部 森山光子さん(地区副婦人部長)

 森山さんは、生まれ育った故郷・宜野座村で、広布一筋に生き抜いてきた。かつての無理解の壁は、確信の祈りと誠実な対話で、いつしか信頼に。今では、地域の長期購読者から喜びの声が届くなど、学会理解の輪は着実に広がっている。
 “無冠の友”となって10年。「一番の功徳は健康な体」と語る通り、配達とともに介護施設でも働く“現役”だ。「月月・日日につより給へ」(御書1190ページ)の一節を胸に、今日も地域広布の一歩を刻む。

 

 

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