治療に向けてモヤモヤしていたけれど、時間は止まってくれません。
14日の母の日🌸
父と母と待ち合わせをして親子3人で母の好物の鰻を食べに行きました。ERCP検査の時に、胆管にステントを入れて以来、体調が良くなった母は私と変わらない量の鰻重を食べました。
その後、3人でお茶をしながらおしゃべり。
私の40年間の人生で父と母と3人だけで外食をしたのはおそらく初めてだった気がします。
父は不安そうな、緊張気味の顔をしていてあまり笑わなかったけど、母はいつも通り笑顔で話してくれました。
そして、いよいよ今日から入院です。
初めは1週間の入院予定だったけれど、担当医からやっぱり3週間入院してほしいと言われた母。
でも1週間で帰りたいと話し来週からは通院治療にする予定です。
病院は気が滅入ると思うから、自宅にいて父と過ごしながら、たまに顔を出す孫たちの顔を見ていた方が絶対良いと私も賛成しました。
今日は副作用についての説明があり、明日から抗がん剤治療が始まります。
兄の奥さんが付き添ってくれて一緒に話も聞いてくれたそう。
近くに兄夫婦がいるので心強いけど、私が毎日実家に行けない距離にいる事と仕事がありそれなりに平日は拘束されてしまう事が今は少し残念です。
そして、今は家族で荒波に立ち向かう船に乗った気持ちです。みんな母を大事に思い、家族の心が一つになり、どんな嵐も乗り換えられる気がします。
今思うことは、母は目標としている10年は生きる!!
治療の過程できっと色々あって、落ち込むこともあるかもしれないけれど、きっと母は生命力が強いはず!
家族で母をサポートするし、私も絶対に母を癌で死なせない。そう思えるようになりました。
これからの私の人生、楽しい事も面白い事もなくていいから、どうかどうか母の治療がうまくいきますように。
副作用もひどくなく、効果が出ますように。
そう願っています。