古事記にあっては 產巢日に天之常立 恒星圏の成立ち

 そして國之常立 惑星の成立ち

 豐雲上野神 宇比地邇上神、次妹須比智邇去神此二神名以音、次角杙神、次妹活杙神二柱、次意富斗能地神、次妹大斗乃辨神此二神名亦以音、次於母陀流神、次妹阿夜上訶志古泥神

 地球の創成の神話

 そして伊弉諾・伊弉冉の神   天の浮橋に立っておのころ島

 命になってのいざない 国生みの大八嶋国

  

 古事記における神々の座 地球創世の神々の座があった

 国の常立ち 天之常立太陽神によって成り立てる地球 そして大八嶋国

 創世の神々 その神々の座 

 

 三貴子 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に所成

  天照大御神 その高貴によって高天原に太陽神の御霊代として司る

  太陽神によって成り立てる地球神 その自然神としての国津神

  地球の核にあって自転と公転 昼と夜 そして軸の傾きによって季節があった

 地球圏 その上層の天空

 日本神話における高天原 地球 そして大八嶋国創成の神々の座として位置づける 

 

  高御產巢日神 化神して高木神(国津神) 天照大御神を補佐する

 出雲の国に 天鳥船神、副建御雷神而遣を使わされる 国譲り

 高木神の娘を母とする天孫瓊瓊杵尊の降臨 随神に諸々の尊-命があった

  

 古事記の編纂は712年1月である 大化の改新の前夜 

 唐の都・長安をモデルにした平安京 そして唐の律令 その知的環境にあったのも事実であろう

 自然とその成り立ちが神である 人間はその命(みこと)にあって「いのち」であった

 宣命にみことのりがあった  

 天皇家の系譜 ハプログループy染色体D1a2a される

 藤原家の系譜  O1bとされる 瓊瓊杵尊の降臨の随臣に 天児屋命

 中臣氏の祖とする 中臣鎌足 後に藤原氏となる

 京都の稲作の神 伏見神社は大陸からの移住者秦氏の建立である

 縄文と弥生 

 出雲と筑紫の日向の高千穂 今でもD1a が多く検出されるが 大和の近畿はO1bが多く検出される

 大和王朝はどうあったのであろうか

  

 高天原の位置

 「奈良県南部の御所市高天。 金剛山の麓に広がる台地上に位置する。 古くは葛城といわれた地域で、そこにそびえ立つ金剛山は、古くは高天原山といわれていた。 付近は天上の神々が住んだ高天原の伝承地で、ここに所在する高天彦神社は延喜式では最高の社格とされた名神(みょうじん)大社で、祭神は葛城氏の祖神高皇産霊(たかみむすび)神。」 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 

 高原町(たかはるちょう) - 宮崎県高原町

 高千穂(たかちほ) - 宮崎県高千穂町

 高岡・佐久良谷 - 鹿児島県曽於市末吉町南之郷

 阿蘇・蘇陽 - 熊本県山都町

 蒜山(ひるぜん) - 岡山県真庭市

 常陸国多賀郡 - 茨城県多賀郡

 長崎県壱岐市(壱岐島)

 私に身近の人は大分県日田市に求めた

 朝鮮半島の説も高い その他の海外説もある 

 

 所詮神話である

 ただ日本人の潜在意識

 地球圏 そして大八嶋国の上層 太陽光との接点 それでいいではないか

 リグ・ヴェーダのインドラの世界 ギリシャ神話のオリンパスの世界 それぞれの古代人の深層意識の 表層意識への投影

 民族の老賢者とグレートマザー

 

  日本神話 神々の座 高天原

 爾高御產巢日神・天照大御神之命以、於天安河之河原、神集八百萬神集而、思金神令思而詔「此葦原中國者、我御子之所知國、言依所賜之國也。故、以爲於此國道速振荒振國神等之多在。是使何神而、將言趣。」

 天之常立 國之常立 その系譜にあって天照大御神 

 その命をもっての八百萬への神議り

 此國道速振荒振國神等之多在

 建御雷神、返參上、復奏言向和平葦原中國之狀

 そして国譲り 天孫降臨である

 

 西欧における創造神からの王権神授説とは異なり

 日本神話にあっては万象は神の産巣日 産巣日において成れるものである 

 その「ひ」の系において天照大御神 太陽神の御霊代 

 天皇はその祀りことにあった 祀りことにあって八紘一宇である 

 一宇にあって平治であった

 高天原 大八嶋国 日本創成の神々の座 日出国

 八紘一宇 一宇にあって平治

 そして和の国であった