その家に訪れる僧侶があった 人それぞれにつく背後霊の話

 その家に訪れる近くに炭店を営む従業員の兄があった 姓名判断、そして運勢を見る 後の立正佼成会の開祖となる庭野日敬である その私を見る眼があった

 

 神道との出会いは大学受験の浪人中

 牛乳配達していたがお得意の一軒に呼び込まれた

 京大出身の法務官僚 奥さんは茶室を開くお茶の先生である

 一杯のお茶のもてなしから始まる どのようにして主あるじとの神道の話しに入ったかは記憶にはない

 直霊,清浄心の大事 そして随神の道である

 信仰ではない 自らの行である 集団的行ではない それぞれの行である

 禊払い 大払い その指導もなかった ただ祝詞ことを祝る

 

 倉庫の二階に上っての二十一日間の行

 指導霊との出会い 土地神 その使い 白衣狩袴の白狐の白幣の祓い 

 

 十数年後の 身延で滝に打たれて法華の行者との縁起のつながり

 霊性の世界 大いなる先達

 法華の行者でありながら口から出るのは仏ではなく 神だった 

 身延の滝での青竜が 行にあっての指導神としてあった  

 青山様と呼ぶ

 

 「いのち」の「い」 「ち」にあって「六処」

 五処の眼識・耳識・鼻識 ・舌識・身識にあって六処の意識 フロイドのEgoになる

 「受」にあって社会の相関性からsich selbst 「末那識」

 そして我とは何かの自己分析からの深層意識 世親は一切の過去の記憶「阿頼耶識」を置いた

 その縁紀によって愛・取である

 

 六処の「意」と「識」との合成 意識とはそのような範疇にある

 そして意識には時間幅があった

 それは解釈学とは異なる トンネル効果の逆進ではなく 二世の境界を開く

 「意」を強く残すもの 霊の迷界を招く

 四苦と四諦滅道の仏道 原罪と追放と裁きの宗教

 幽冥界 現世の人間がそれを背負うているのだ

 

 ヒッグス場にあって「識」である 

  E = mc2   素粒子の形成 名色の始まりである

 現象に法があった そして物象における慣性質量と重力質量の等価 物象における個体の成立 

 その数と順列組み合わせと集合 自然の成り立ち

 山があり 森があり 野があり川があった そして海である

 それぞれに質料(質料と質量matter and masアリストテレスとニュートン)と形相

 ニ相の振幅にあって重力波である

 力のベクトルにあって「いのち」であった

 

 「いのち」の生死 二酸化炭素と少子化の問題 

 デジタルでなく 今 ベクトルの双曲線が求められているのだ

 

 二項対立と一項の支配の歴史は終わらせなければならない

 霊性における因果の法 その波打ち 

 ただ一宇にあって和である 日本神話 二神にあった そして御中主の神である

 ベクトルの双曲線の相和して 相依相待に円成実性があった