資本主義体制においてはコングロマットのホールディングスカンパニー

 しかし今国家資本主義の体制が組まれつつある

 総合的な産業の組み直し 行政の力が必要とされたのである

 日本にあって私は経済連合・経済同友会に期待したが無策であった

 だが国会の低迷 部会で処理されるべき問題が 本会議の国の大事の論議を妨げる

 指導者国家における権力の集中が効率において優位した

 ただ権力欲望の独行と統制国家 外の向かっては力による侵犯侵略行為

 

 指導者原理は 国家社会主義ドイツ労働者党ナチズムによってたてられたとされるが

 マルクス理論による前衛 そして低開発諸国における知的優越者の統制

 その財政は国家資本主義である

 ただし権力欲望とその闘争の中の独裁者 反対者の粛清

 その抵抗としての民衆の武力蜂起

 人工衛星が地球をめぐる時代にあって 人が人を殺傷する紛争が各地で続く 

 

 一神教の神の国は裁きの上にあった

 ロシア正教会の総主教が プーチンの同じ正教会の国ウクライナ侵攻を祝福した

 ハマスとイスラエルのガザ地区紛争 ヤーウェとアッラー ヘブライの同一の神の 信仰の由来による血の対立

 ヘブライの神の信仰者は世界人口80億人の中 キリスト教徒25億0900万人 イスラム教徒207600万人 ユダヤ教徒千500万人

 キリスト教徒イスラム教徒 それぞれ聖典と剣の下にあった

 愛と慈悲を説くべき宗教 ただイエスの十字架のみにあった

 

 土をこねて作られた人間

 ただイエス・キリストは人間の原罪を十字架に背負う

 懺悔と神への帰依によってのみ救われる

 神の愛があった

 その愛を権威に変えたのはローマ法王庁である

 ヨーロッパの黄昏 そこに流民が流れ込む

 

 国家とは何か 本来地域集団である 血縁と地縁 そして地勢風土によって集合されて一国となる

 ただ略奪集団があった 狩猟放牧民族 その移動性によって侵略国家となる

 そして支配統治の形で拡大国家となった

 支配統治の形での宮廷文化 権威の裏付けとしての唯一絶対神 そこに宮殿と 職人と交易商人の街 都市の発生である

 今は宮廷文化はない 官邸と行政機関 階級はないが都心の高層建築の林立

 権力欲望 その欲望によっていまだに人と人との殺し合いが続いているのだ

 

 個人の尊厳とその判断の主導性は守らなければならない

 アジアには古来「道」の思想があった 生まれながらの個人の徳性

 それを明らかにするための「道」であった

 それは闘争と革命によって得られた人権ではない 「修身」と「行」 修行である

 リンカーンの独立宣言の言葉は重い

 しかし日本神話にあっては そもそもが八百万神々の神議りによる言依させであった

 神々にあって命であった それが随神の道である

 

 集団と個人

 集団は形成されるものであって集団あっての個人ではない

 生まれながらの個人の人権 

 権利という言辞は私にはなじまない 個の尊厳

 単純には「我思う、ゆえに我あり」

 収斂された思考では「尽十方界無一人不是自己」

 そして法の義において「相依相待」である

 相依相待にあってその集合 組織体制の形成にあって集団であった

 

 国とは何か 本来血縁地縁集団 その集合である その独立自存 

 しかし今地球の軸の揺らぎ 水害と旱魃 それぞれの産業のあり方と生活が破壊されていく 

 その対応が急務であるのにもかかわらず論議の低迷と 権力欲望者の拡大主義

 自律型致死兵器が空中を行きかう

 国の崩壊 地球人類全体の流民化 安物舞台は見たくない