私の経営理念
卓越した企画能力・新製品開発能力も時期を誤れば失敗に終わる
企業経営は思いつきで成り立つものではない その設計図の水準も大事である
昔は平面図一枚で大工が家を建てた 在来工法の成り立ち
しかし今は構造設計とその耐震性の計算が求められる
損益分岐点において重積分の計算式が必要である
さらに与件の変動について
マーケット情報だけではない 材料科学・機械工学・為替理論
国際情報の分析 そして成長AI 技術
定型を何処に見出すか
総合職はそれらを総括した思考力と知識が必要である
それぞれの現場は専門職
総合職思考からの発想力 専門職思考からの発想力
それらの組織論も必要であろう 総合職と専門職の打ち合わせ会議
西澤潤一（光ファイバー）と経済連 あのような結果があってはならない
常識から外れた発想に学会も相手にしなかった 特許出願も思うようにならなかった
結局はAT&T ベル研究所が工業化に成功し
チャールズ・カオが2009年にノーベル物理学賞を受賞したのである
既存知識と伝統を重んじる国 英才を受け入れなかった
しかし神道にあっては中今 過去の系を継ぎながらの修理固成 未来の創生である
これは国の大事である
巷の現実はみみっちい これは中小企業の話し
大会社の在り方に疑義を感じ 正道を守ろうとした学歴もない小市民の話し
大規模農業経営に相応しい無機農法に対する小規模の有機農法のようなものである
その反省から有機肥料の開発が進んだが 今は種（たね）の遺伝子操作 一代物が主流である
畜産酪農においても飼料は配合飼料
日本の畜産酪農は今は輸入の配合飼料に依存する
工場生産では均一製品の大量生産が大会社の在り方
大会社の在り方に疑義を感じ 正道を守る
無機から有機を守る
「食べ物は単なる栄養素の寄せ集めではない 生き物である」それが彼の主張であった
しかし彼の誤り
生業にはこつこつと経験の積み重ね その上の技能の習得が求められる
彼はいきなり起業化を進めた
生産建屋から加工工場 すべて自己設定 設計から建築まで大工と石工を呼んで自己監督
工場の機械まで金物加工のできる大工と組んで自己制作であった
しかし関連する衛生設備 製品の検査 その専門知識と技能はない
資金の不足 設備費の投下はあっても運転資金の計算がない
経営は困難を極めた 先付け手形の決済に経理は夜も眠れなかった
生産分野の行き詰まり 原料不足に工場の稼働もままならなかった
倒産寸前
その引継ぎ 勿論貸借対照表はマイナス 資本余力はない
助けられたのは人との出会いだった
一時的に資金を融通してくれた人 原料を提供してくれた人
取引先の担当者との人間関係 従業員のつながり
私の才覚ではない 何事も一人で成しうるものではない
出会いとは意図して出来るものではない
神の手に導かれていた事を意識する
恵まれた人生とは決して言えない 「耐えきれない苦痛は神は与えない」の心境
過労で膵臓を痛めながらの数年
損益分岐点を超えてようやく経営は安定した
一時はファミリー・ゴルフ・コンペを開くのほどの隆盛を得たが
その後立地の与件の公的変更を受けて主要の業種を変更したが
会社は持続して数十年 貸借バランスをとりながら終焉した
同じ人生を繰り返してみろと言われたら 今の私には絶対できない
ことを成す人 大であれ小であれ 私には後背に神の手（運命）が見える
出会いもまた神の手（運命）なのであろう
孤独も大事である 孤独は思考を深くする
しかし
時には悪しきデーモン 悪しき因縁が招く 残酷な情景
孤独な独裁者 何に駆り立てられて生きてきたのか
ロシアとは言わない プーチンのウクライナ侵攻
大義とは 権力の樹立であった イスラムのアッラーの絶対性
ガザ地区のイスラエル原理主義者の境界塀を破ってのイスラエル入植者の拉致とロケット弾の打ち込み
理性による正義とは思えない
二項対立の思考は悪しきデーモンを招く
僅かな余暇でであっても仕事を離れての友人付き合い
人生で最も大事なのは先達 そして友人との出会い
探して作られたものではない 見えない手によって友となる
友が居なかったならば今の私はない
至らぬところ お互いの補い合いである
そして学んだこと ただ私は導きられただけである
他者との出会い 友でない一過性の付き合い
私は礼節を重んじる しかしそれよりも思いやり 上から下へではない お互いのの尊厳である
敢えて愛と慈悲とは言わない 愛と慈悲は神仏にある そして助け合いである
今に生きる 煩悩に取りつかれた日常であっても一時の（私の）神との時間を持つ
そして私は私の人生を切り抜けてきた ただ まだ未央である
論理の大事 論理を追う それが私の役割だから 神の手（運命） 神のロゴス
人間の作った論理ではない 物理 それも自然（神の手）の論理である