日本において百歳を超える人が十万人となる
一世紀の長さ その人生
振り返って何を為したか ただ生きてきた その様な人が大半であろう
いや 些細なことでもその人には意味がある 与えられた人生だから
些細な事柄 その集合の上に社会が形成されてきたのである
と思うが世界は大きなうねりの上にあった 百年の間に世界はどのようにあったか
十九世紀末 印象派から抽象派へ
しかしキュウビスムから野獣派へ ピカソの『ゲルニカ』 ムンクの『叫び』
そして 第一次世界大戦 1914年7月28日
日本でも大正ロマンから昭和に入り軍靴が鳴り響くようになった
中学への配属将校制度は大正14年（1925）である
日支事変の始まり昭和12年（1937）7月7日
第二次世界大戦 昭和14年（1939年）9月1日
欧米諸国の日本への経済封鎖 ABCDライン 大東亜戦争は昭和16年（1941年）12月8日
ミッドウェー海戦（1942年6月5日から6月7日にかけて）から戦況は変わった
太平洋戦争 ガナルカナルからの撤退 敗戦の道を辿るのである
マーシャル沖海戦1943年12月5日 先発した日本航空機 勝利を信じたが電探と暗号解読 グラマンの待ち伏せに合い 木の葉のように打ち落とされた
レイテ沖海戦1944年10月20日ー26日 ハルゼー空母艦隊の接近に 粟田艦隊レイテ湾に突入せず反転して退去した すでに制空権なきに戦いに宇垣艦隊は壊滅し さらに潜水艦に戦艦武蔵を失い ただ自らの温存を図ったのである 若し駆逐艦一隻でもレイテ湾に突入していたら レイテ島陸上戦は一変していたであろう
やがてマッカサーのフィイリッピン上陸
そして沖縄戦である 日本本土は硫黄島を基地とするB29によって焦土と化していた
原爆投下 終戦
ただ大東亜戦争の遺産 植民地解放と東南アジア諸国の独立があった
戦後40年の復活 ジャパン イズ ナンバーワン
江崎ダイオード 半導体生産において日本は世界のトップだった
それを基盤とする日本の電化製品 世界を席巻していたのである
バブル
ジャパン イズ ナンバーワンに浮いた戦後派の始まりである そしてバブルの崩壊
戦後教育の結果 企業における家族制度は否定され 子会社は切り捨てられ 中国への資本・技術の移転と 企業の生産性の放棄 ホールディングスカンパニー
経済人はただ利益だけを求めるようになった 国民生産力は劣化していったのである
今 2020年 半導体生産の世界上位10社に 日本は一社も入っていない
ソニー、東芝の技術者は多くが韓国サムソンに移ったのである
戦後経済人の馬鹿さ加減 経済連、日経連は何を為したか
最近でも出産減少による労働力の不足 経済人のお偉方が「外国からの移民に頼ればいい」と発言していた AI技術の活用については一言も触れないのである
世界に蔓延する不法移民 国内法を無視しての人道主義は自省すべきである
何故の不法移民 そこには出身国での国内権力闘争とその国内廃頽があった
国連にそれに介入する力は無い 逆にその武力闘争に武器を供給し 軍事顧問を派遣する国さえある 代償に鉱業権などがあった 国連のあり方のが見直し必要であろう
行政は自らのデジタル化の遅れ反省せず マイナンバー制度 国民にそれを押し付ける その登録 その更新に役所へ赴けない高齢歩行困難者はどうするのか それに記憶力低下 パスワードも忘れがちである
国民の基本法として戸籍法、所得税法がある それに付帯する国民の権利と義務の上に整備されるべきである ただし新法の施行は旧法の権利を遡って否定することは出来ない その切り替えは行政側の責任である
民主主義の弱体 指導者原理の国家主義が台頭する
他方 新たな右翼の台頭が見られる 民族主義とは言わない 国としての風土と慣習 それを乱す異風土と異慣習の持ち込みは許さない ただ外を乱さない家庭内では信仰、風俗は自由である
デジタル時代 今プッラトホームとサーバーの占用権争いが煩わしい
今ウクライナの上空 AIコントロールの無人破壊兵器が空を飛び交う
指導者原理に国民の離散量化 ジェンダーレスに家族の崩壊 一世代繁殖 それに脳科学の進歩にマザーコンピュータ操作になろう
他方自然破壊と地球の変調 気象の乱れと地殻の変動
国会 議員の不正 懲罰委員会に任せるべきである 大事な課題が山積している
人類存亡の課題である 貴方ならどうする 仮想空間のアバターに逃避するのか