お父さんのお姉ちゃんが天国にいった。
お父さんとおばちゃんは、十五歳も離れてて。
おばちゃんは、四十代の頃に、精神科のある病院に入院してた。
身寄りのないおばちゃんの保護者はお父さんやった。家族おるのに、家族はあいにもこない。
ちょっと複雑やった。
お父さんの家族も。お父さんが1番動いてて、おばちゃんのこと思ってた。
おばちゃんには、子供がおる。
還暦になる子供が。
でも、おばちゃんが入院する前に行方不明なった。
会いにこようとも、探そうともしてくれへん。
おばちゃんは四十年間も、病院で1人寂しく入院してた。
きっと、寂しかったやろな…
実の母親に何であわへんの?
わからんかった。
おばちゃんは、延命治療せずに痛い思いせんと、天国にいった。
実家にいくと、お父さんは泣いて話してた。何回も聞いたよ。って思ったけど。
秀果の事も話してた、もう酔うてたからな。
孫なくしてるつらさってどんなんやろう。
ふと、いろいろ思い出した。
お父さんのしんどい雰囲気が自分と重なったのか。
お風呂はいってる時に。
火葬する前
秀果かエレベーターみたいなとこにイリュージョンした時。
私は怖くて見送れなくて、
でも押されて、目の前にいった。
そのエレベーターの前は熱かった。
秀果行かないで
プシューッて、エレベーターが閉まって
お父さんに泣きついた。
お父さん。毎日秀果とおったから。
ごめんね、お父さんって言ってた
私は、わんわん、声に出して泣いた
お父さんが震えてるのがわかって、更にないてしまった。
その場に立ってられなくて、しゃがんだ。
この世の終わりやと思ったわ。
あの瞬間は。
忘れられへん、虚しい
自分より先に、自分の子供が亡くなってしまうなんて。
命あるもの。いつかきっと、、わかっていても、つらいね。
おばちゃん長い間寂しく1人でおったけど、きっと、幸せやったやろな。
幸せでいてほしい。
私は、いつも思う
人は、天国に行く時に、自分の生きた意味があると
天国に行く時に、なぜ生まれて来たのかわかると思う。
秀果さ、おばちゃんにあった事あるねん。
よしよししてあげてんって言われた。
きっと、天国で、秀果会ってるやろね。
その時は、おばちゃんによしよしされてるやろ。
寂しくないね。
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