ルネサンス期に活躍した15世紀フィレンツェ派を代表する巨匠ボッティチェリ随一の傑作ビーナスの誕生。主題は古代アペレスの失われた名画、海から上がるヴィーナスを復元したもので、ボッティチェリの代表作プリマヴェーラの対画として、画面メディチ家より発注され、制作された作品とされています。
 
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1485 ヴィーナスの誕生 280 X 180cm ウフィツィ美術館 フィレンツェ
 
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スーザンハーバート ヴィーナスの誕生
 
画面中央で貝殻に乗り海から誕生した裸体の美の女神ヴィーナスは、一般的に天上のヴィーナスを表現したものとされているプリマヴェーラに描かれている着衣のヴィーナスが世俗のヴィーナスだと解釈されています。画面左部分には風に乗り、花を蒔きながら美の女神ヴィーナスの誕生を祝福する西風の神ゼフロスとその妻、花の女神フローラが配され、画面右部分には産まれたばかりのヴィーナスに絹の布を掛けようとする、時の女神ホーラが配されます。
なおビーナスの誕生は1987年に修復作業がおこなわれました。
 
サンドロ・ボッティチェッリ 其の弐
 
 
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