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1666頃 フルートを持つ女 20,2 x 18 cm ワシントン・ナショナル・ギャラリー
 
この作品は保存状態が悪い上に出来映えも他のフェルメール作品に比べて劣ると評価され、フェルメールの真作とは見なさない研究者が多い。所蔵先の美術館でも「伝・フェルメール作」と表示しています。フェルメールの描いた未完成作を彼の死後に他の画家が補筆したものだという説もあります。フェルメール作とされる絵画のうち、板に描かれているのは本作品と赤い帽子の女のみです。
 
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1666頃 婦人と召使 89,5 x 78,1 cm フリックコレクション ニューヨーク
 
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スーザンハーバート 猫婦人と召使
 
女主人と女中、そして手紙というモチーフは他の作品恋文や手紙を書く婦人と召使にも共通しますが、本作品では背景を黒で塗りつぶしている点が他と異なっています。女性が着ている、毛皮の縁のついた黄色の上着は他のいくつかの作品にも登場するものです。
 
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1667頃 少女 44,5 x 40 cm メトロポリタン美術館 ニューヨーク
 
真珠の耳飾の少女と同様、無地の暗い背景に少女の上半身のみが描かれています。しかし、真珠の耳飾の少女ほど評価は高くなく、絵全体の印象もかなり異なっています。真珠の耳飾の少女同様、実在のモデルを描いたものかどうかは定かではありません。
 
フェルメール 其の八でした。
 
 
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