
スーザン・ハーバート 草上の昼食
草上の昼食は、マネによって描かれた絵画。
1863年に描かれたオランピアと共に、マネの代表作といわれる。

1862-63 草上の昼食 オルセー美術館
1863年のサロン(官展)に出品したが、現実の裸体の女性を描いたことが不道徳とされ落選。その後、同サロンに落選した作品を集めた落選展にも展示されたが、同様の理由で批評家たちに批判されるなどスキャンダルを巻き起こした。
マネは男性2人を服を着た状態で描き、女性のみを裸のままとした。さらに、女性が脱いだ服を左下のピクニックの持ち物の中に配置する事によって、現実の裸体の女性を描いた。当時西洋絵画史において、裸体の女性は神話や歴史上の出来事を描いた作品において登場するものであったため、マネが当作品で描いた現実の裸体の女性は画期的なものであり、同時に批判の対象となったのである。

クロード·モネ 1865 - 1866 芝生の上で昼食会 オルセー美術館 パリ

ポール·セザンヌ 1869 芝生の上で昼食会 プライベートコレクション

パブロ·ピカソ 1961 芝生の上で昼食会 ピカソギャラリー ルツェルン スイス
草上の昼食は、19世紀後半以降の西洋絵画史に多大な影響を及ぼした作品の一つである事から、類似の作品が多数描かれた。
1、モネは、1866年にマネの当作品を意識して同じ題名の作品を描いた。
当初水浴という題名であった当作品を草上の昼食に改題し、逆に、マネはモネのこの作品を意識して1867年に当初水浴という題名であった上の作品を草上の昼食に改題した。
エドゥアール・マネ 其の壱でした。
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