京都は神護寺に参拝させていただきました。


弘法大師や伝教大師ゆかりの日本の仏教史上重要なお寺ということですが、今回初めて行くことができました。


先ず市営駐車場についたら昼食ということで真横のとが乃茶屋さんへ


とてつもなく風情あります。

窓からの景色が最高!(お店の写真撮り忘れ)


鶏味噌うどん最高でした



そこからはしばらく歩きます。

歩いた先に中々の石段が続きます。



掛け念仏しながら登りました。

雨も上がり緑が映えるとてもいい空気感です。

しかし山門に着く頃には息切れします。


日曜日でしたが境内はガラガラでした。

明王院では丁度、護摩の最中、邪魔にならないように参拝させていただきました。


諸堂を巡拝して金堂へ


ほぼ貸切状態という中で、堂守さんに許可を頂き、一座理趣経の勤行をさせて頂きました。

国宝薬師如来と諸尊の御前で勤行という非常に贅沢な時間を過ごさせて頂けて大いに感謝であります。


こちらの金堂、密教寺院にして国宝を蔵するにも関わらず、常に内陣参拝が可能という信じられないくらいありがたい場所です。

その近さたるや御像まで手を伸ばせば届く距離で拝観できます。

この状況に感謝して決して不遜なことをする輩が現れないようにと祈らずにはいられませんでした。

日光月光両脇侍、愛染明王、十二神将に四天王、さらに大きな仏様も祀られています。いつまでも拝していたい気持ちとなります。

帰りにおみくじを引くと大吉、勿体無いほど良いことが書いてあり、さらに感謝でした。


多宝塔



さらに境内を散策するとかわらけ投げなることができるということで挑戦しました。

ちょうど3枚投げることになるので、それぞれに貪瞋痴と名付けて放り投げました。

写真のような絶景に向かって放り投げるわけですね

貪は遥か遠くに、瞋はやや近くに、痴はすぐ手前に飛んで行きました。


投げ終わると、憑き物が落ちたかのようにスッキリして本当に驚きました。

普段あんまり何も感じない方なのでびっくりしました。

同行者も驚くほどにスッキリしたといいます。

これは間違いなく霊験あらたかだと思いました。


しかしこの谷には投げられた土器が大量にあるわけです。

谷底には厄も同じく溜まっているのか、はたまた空中で蒸発しているのか、などと阿呆なことを考えました。



閼伽井


帰り際、明王院は既に扉が閉まっており、中は伺うことができませんでした。


右京区の山奥にある神護寺

きわめてストイックかつ尊い霊場でした。

合掌感謝