先日、念願かなって総本山金峯山寺の本尊特別ご開帳に随喜して参りました。
これまで特別参拝のタイミングを逸して来たので、待望の参拝です。
狙ったわけではないのですが蔵王尊のご縁日と重なり、その他の条件もまさにベストなタイミングというお導きに感謝です。
仁王門は修理中
諸堂を巡拝し、蔵王堂へ。ご案内の行者さん方とても親切なおもてなしでした。
初めて拝する三体蔵王権現は圧巻の一言でした。
発露の間という、蔵王尊の前で静かに時間を過ごすことができるスペースが設けられており、
御宝前にて発露懺悔、真言念誦と、ご本尊と3対1の尊い時間を過ごさせていただきました。
特別参拝ということで、蔵王堂の奥にある本地堂も公開されており、有難く参拝
釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の本地三仏の座す、とても明るく暖かな空間でした。
蔵王堂の凛とした空気とはとても対照的で、上手く言葉では表せませんが、感じるものがありました。
言葉で理解する部分と、直に体感しなければ分からない部分があるものですね。
そういう意味では、里の修行もとても大切ですが、入峰修行というものも大切にしていかなければと思い知ることになりました。
龍王院も参拝したかったのですが、残念ながら時間の都合でどうしても行けず、階段の上から遥拝
次回は懇ろにご法楽させていただきたいものです。
特別参拝は5月9日まで、また行けるといいなあ...
この参拝後に珍しくも嬉しい知らせがあり、本尊蔵王権現のご縁というものをさらに有難く感じるところです。
その時が来るまで、自分の為すべきことをしっかりと見失わないようにしなければ。
上求菩提、下化衆生
諸悪莫作、衆善奉行
合掌
シロ