いつものように4時半に目覚ましが鳴り、だるい体を起こす。
顔を洗い準備しておいた朝食を早々と取りちょっとだけ
ボケっとした後部屋を出る。
5時15分出発。
今日もセンボン畑に向かう。
この2週間で気温がだいぶ下がってきた。
今は関東平野の端の方に住んでいるが、それでも最低気温が20度を下回る日もある。
当然山の上はもっと低いだろう。
今年のセンボン畑も今日でおしまいになりそうだ。
途中で給油しつつ、コンビニでいつもの買い物。
現地着7時。
素早く着替えると早々に山に入る。
まだ薄暗い山のすそ野で倒木に何かついている。

ナラタケだ。
こいつは幸先がいい。
今日はいろんなきのこが見られるかもしれない。
期待が膨らむばかり。
えっちらおっちら崖のような道を這い上がる。
難関をすぎて暫くすると堆積した落ち葉の中に大きな
傘が見えた。


ウスムラサキシメジ(?)
写真の色が飛んでいてわからないが本当に薄紫色だった。
匂いは確認しなかった。
いきなり季節が飛んでいる感覚に陥った。
これはもしかしてセンボンは全滅してるかも・・・
ちょっと不安に駆られたのだった。
更に標高を上げ、一息入れる。
遠くでアオバトが不満の声を上げている。
空はどんよりと曇っており、時折小雨がパラついている。
山肌は多少湿気っているが、木の根元や倒木の下は
乾燥していた。
大した雨は降っていないようだった。
一服したのち、気負いを入れて尾根上を目指す。
1時間ほどで尾根上に到着した。
さて、どうなっているやら・・・
前畑の様子を一通り観察する。
一応育っていた。
とりあえず萎びているものはほとんどなかった。
ただ、古くなったのか小さな傘が黒く変色し始めている
ものが目立った。
新たなマメも確認できたが恐らく育たないと思う。
他にキノコは見当たらなかった。
収穫は後にして先に進む。
フウセンタケの仲間が全く見られない。
通年なら今頃必ず出るシロも沈黙していた。
見られるのはカバイロツルタケや白いアマニタばかり。
偶に落ち葉の堆積した日当たりの良さそうな場所に
ハラタケの仲間が出ている程度だ。
普段なら覗く西斜面も、今日は飛ばして先に進む。
先週マメだったバカマツタケの状態が気になるのだ。
んで、バカマツタケのシロに到着。
簡単に眺めてみるが何もない。
先週見たマメの場所も、遠目には何も見えなかった。
まじか? 今年は不作か。
なんて思っていたが、荷物を下ろして身軽になり崖のようなシロを徘徊したらいくつか見つけることが出来た。



バカマツタケ
良かった。
今年もマツタケの匂いを嗅げる。
山の神様に感謝しつつ早速ひとつ収穫し匂いを嗅いでみる。
やだ、すんごい匂い~
などとぼやきつつ、4つ収穫出来た。
やはり今年は凶作のようだ。
ただ、この後別のシロで2本追加出来た。
何とか1合分のマツタケご飯が頂けそうである。
山の神様には感謝しかないのだった。
んで、その山神様の祠に到着。

お供え物をして、今年遊ばせていただいた御礼と感謝、来年の豊作をお祈りした。
30分程休憩し、本畑に向かう。
そこまでに見たきのこはほぼ皆無。
どうなってんの?
で、本畑もそれなりに成長していたが、やはり一部は黒くなっていた。
とりあえずここも見置し、上畑に向かう。
こちらはほとんど成長していなかった。

こんな感じに成長に偏りが見られた。
水不足なんかね?
上畑では収穫は諦めた。
暫く付近の散策をする。
すると本当に少しだけフウセンタケの仲間が見られた。

謎のフウセンタケ
これは喰える奴だ。
多分去年と同じところに出ているので喰っている。
但し2つしか出ていなかったのでそのままにしておいた。
コウタケも沈黙しているようだ。
他に見るところもないので本畑の収穫に向かう。



本畑の様子。
こんな感じで大小合わせて50株以上出ている。
但し傘が開いていなくても古くなっているものもあるため
良さげな株を吟味して収穫した。
9月27日の本畑の状態の動画をupした。
10Lの袋2つ分収穫出来た。
山の神様に感謝して前畑に向かう。
途中で見たきのこ。

なんか新鮮そうなのはこれぐらいしかなかった。

サクラシメジは終わっていた。
これは先週出てたな。
全然気づかなかった。
んで前畑にて



こんな感じで新鮮さはないが吟味しながら収穫する。
なんだかんだで3.5Kgの収穫になった。
これで今年のセンボン畑は終了だ。
来年も沢山出ますように、山の神様に祈りつつ下山する。
途中でいつものオオイチョウタケ

そんなこんなできのこ自体は今一つな感じに終わった。
消化不良気味なので近年訪れていない里山にちょこっとだけ入ってみる。
するとなんかルスラが結構出た跡がある。
古ぼけたタマゴタケも見られた。
なんだ里山の方が元気があるんじゃないか?
なんて思いつつマイタケのあった木を見て歩くと

あ!

クリフウセンタケだ!
ここのクリフウセンは早出で、例年なら9月中旬に出てくる
のだが、今年は2週間ほど遅れて出てきたようだ。
しかもなぜかほとんど虫がついていない。
意図しないサプライズに心が躍った。
山の神様ありがとうございます。
数は少ないけど今年初物なので有難く収穫した。
他には珍しくこんなのが見られた。


ハイカグラテングタケ
久々に見た。
でかかった。
なんか噂では旨いらしいが俺は遠慮しておいた。
夏と秋が入り混じった状態だ。
そろそろ里山に移動の時期なのだな。
明日は近郊の里山に行ってみよう。