先日、都内の某、素敵なホールで、知り合いの先生方のピアノ教室の発表会のお手伝いをしました。
とてもたくさんの出演者さんで丸一日かかりハード!今回も舞台袖のドアの開け閉めをずっとやっていたので、腕が筋肉痛に…
でも毎回お手伝いしているので、生徒さんたちの成長が楽しみです
特に中学、高校、あるいはそれ以上に続けている生徒さんはそれぞれ個性が出てくるので面白いですね
ところで、舞台裏でお手伝いをしていると、気づかされることがあります。
それは、小さい生徒さんの親御さん、つまりイマドキの若い親御さんの子どもに対する接し方です。
演奏前、順番の何人か前になったら舞台袖にお子さんを送り出しに来ます。
じゃあね、⚪︎⚪︎ちゃん、楽しんでね!
そう。絶対、がんばってね!とは言いません。
演奏後、迎えに来るときは、
⚪︎⚪︎ちゃーん(大きく手を広げて)ほんっとにすっごく上手だった〜。ママ感動しちゃった〜。
子どもはママの胸に飛び込む、そしてハグ
いやあ時代も変わったものですね〜。
きのう、あさイチでそんな今風(?)の親子関係についてやっていましたね。アタッチメント理論、ウォッチミープレイ、思わず見入ってしまいました。
説明すると長くなるので、ご興味のある方はNHKプラスでどうぞ
ちょっと違うかもしれませんが、昔、似たようなことがありました。
音大時代の実技試験で。
試験が終わったあと、廊下でたむろっていたところへ、試験官の先生方が出てきました。その中に私の先生もいらしたのですが…
先生が私のところに歩み寄って、
本当に良かったわ〜感動したわ〜
と、ハグ…こそしなかったけれど、思いっきり体いっぱいの表現で褒めてくださったのです。
一緒にいた友達に、すごく驚かれ羨ましがられました。
あの頃は、先生=怖い、畏れ多い、何も言えない、ハイしか言えない…みたいなイメージの方が多かったですからね
私の先生は、アメリカの音大で長年教えていらした方でしたので、少し、いや、だいぶ日本人っぽくなかったので、いつもそんな感じでした。
本当に素敵な先生に育てられて、そんな思い出も教わったことの数々も一生の宝物です
今だったらハグしちゃうかも
数年前に亡くなられてしまいましたが(涙)
思い出話で話が逸れてしまったので、
発表会についてまた書きます。
つづく
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