メンデルスゾーンの無言歌集。
言葉のない歌「無言歌」。
そのとおりなんですが…
無言(むごん)っていう言葉があまり好きではなかった…子どもの頃は。なんかネガティブに聞こえてしまうんですよね。
だって「無言」って打つと😑←こんな顔の絵文字が出る。ね!ネガティブ〜。
子どもの頃、ロマン派の入り口として、紡ぎ歌とかデュエットとかやらされる弾くことが多いと思いますが、私にとっては難しすぎて苦労しました〜
今も、無言歌って日本語訳は好きじゃないけど、大人になって、ほんと、いい曲がたくさんって、ようやくわかりました。
「信頼」
無言歌集、4曲目です。
題名はメンデルスゾーンが付けたものはほとんどないので、通称です。
「ないしょの話」と呼ばれることもあるようです。
でも、私には「ないしょの話」には全然聴こえません〜。
迷わず「信頼」に一票です
弦楽器で奏でているような前奏から始まります。
ピアニスティックじゃないところが良い!
弓の動きが目に浮かぶようです。
前奏が終わると、歌が始まります。
歌は A A' B A" で構成されています。
歌い始めの A のメロディーが、まさに「信頼」に足る!って思わせてくれるから、大好きなところ
2回繰り返し(A A' )たあと、穏やかなメロディー(B)が木管の伴奏に乗っているかのようにすーっと流れ始めます。
そして、ホントに信頼していいんだよ!と自信を与えてくれる、勇気を与えてくれるように歌が終わります( A")。
そしてまた涼やかな弦の後奏です。
わずか1ページの短さにこの充実度…。
なんていい曲なんだぁ
メンデルスゾーン 。。
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