ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の日本公演。前回のつづきです。





1曲目と3曲目は、メンデルスゾーン。



序曲「美しいメルジーネの物語」
交響曲第3番 「スコットランド」


「スコットランド」はメンデルスゾーンがゲヴァントハウスで当時、指揮者を勤めていたときに(ゲヴァントハウスではカペルマイスターと言うらしい)自ら初演した曲です。


ところで、サントリーホールで海外オケを聴くのが大好きな私、席はだいたいいつもLAあせる
今回はLAの中でも一番端の一番上笑い泣きほとんどP席か⁈というような席でしたが、木管、特にクラリネットがよく見える席でした。

そう、どちらもクラリネットが大活躍する曲だったんです。


序曲「美しいメルジーネの物語」は、一番クラと二番クラが掛け合う清らかな旋律。
一番クラの女性奏者の方の確かなテクニック、二番クラの男性奏者の美しい音、素晴らしい掛け合いでした。


「スコットランド」は2楽章がまたまたクラリネットが大活躍。
女性の一番クラの方の体全体から音を紡ぎ出す熱演でした。
しかもアンコールでまたその二楽章を…!!(お疲れ様です爆笑


メンデルスゾーンって、クラリネットが好きだったのかしら?2曲ある2本のクラリネットのための曲が思い出されました。
確かにメンデルスゾーンの音楽とクラリネットの音って相性がいい気がします。
フルートよりクラリネット、オーボエよりクラリネットだな、うん(超ざっくりあせる)。


と、クラリネットのことばかり書いていますが、なんと言ってもすごいのは弦ですよ!


下手側にコントラバスがいる配置。
低音に包み込まれた温かみのある極上の響き。
重厚というのともちょっと違う…なんだろう、もっとしなやかな感じ。
ピアノで言えばベーゼンドルファーインペリアルかしら。

そしてそのオケをにこやかに操るネルソンス。


次回につづきます。


写真は↓ライプツィヒのメンデルスゾーン ハウス音譜





フォローしてね


ピアノ教室の詳細はこちら↓↓