ブルグミュラーの「優美」。
♪ドーレドシド ファーソファミファ ラッ
たくさんのトリル(正確にはターンかな?)でメロディーができています。
このトリルをいかにきれいに弾くかが“優美”になるかどうかのポイント。
最初はどうしてもドタドタっとなってしまうと思います。
とりあえずは、ドタドタでいいとして…
トリルの動きではありますが、
実際には32分音符で書いてありますので、
まずこの見たことないリズムを攻略してもらわねばいけません。
そこで、
バーナム ピアノテクニック1の
「バレーの練習」
これで練習です
ブルクミュラーの優美を弾くよりも前に、だいたいの生徒さんが、バーナムの進度がこの曲まで来てしまうので、
「これはあとでね。ブルクミュラーでおんなじリズムが出てくる時にやろうね」
と言って飛ばしておいて、優美をやるときに戻ります。
バレーの練習(1 トォ 2 トォ)
と、書かれていて、
トォのところで32分音符を入れるように数えながら弾きます。
これですっかり慣れたら、
優美が滞りなくできるはず
ブルクミュラーはどの曲もイマジネーションが広がりますが、
「優美」は、その中では少しイメージが難しいかな?
優しくて美しい…人?もの?
を、イメージしても、
なかなかこの曲の雰囲気にまではたどりつかないかもしれないですね。
私的には、速く弾けるなら、
バーナムからのバレエつながりで、
バレリーナかな。
しかも、昔のオルゴールの上でクルックルクルックル回ってるバレリーナ!(今もあるのかな…)
ゆっくり目に弾くなら、フィギュアスケート。
氷に、クルンクルンと2つ丸を描いてフワッとジャンプ。
それなら、
♪ドーレドシド ファーソファミファ ラッ の、
ラッ の、切り方はイメージしやすいですね。
ふわっと、手首から取る感じ。
でも、中間部は少しイメージが違うんだよなあー。
左手がクルクルで右手が和音。。うーん。
ちょっと思いつかない。
あ、そうそう、
トリルのドタドタを→クルックル🌀にグレードアップ⤴️の道はなかなか困難。
手首高め、
指は丸く、
親指をトンネルの中に入れておく、
指は鍵盤から離さず、
鍵盤の底まで押し込まないで上半分くらいで弾くつもり(テンポ速い場合)、
スープを底からすくわないで、上の方だけすくう感じ、
とかなんとかいろいろ…
指の長さや手首のかたさがみんな違うので、手探りでいい方法を見つけます。
でも、大事なのはイメージすること、そしてイメージ通り弾けているかよく聴くことね
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