空前のブームですね。

ハマってますか?

 

私は11月絶不調で、

エアポケットに吸い込まれるように、

映画館へと足を運びました。

 

漫画もアニメもみずに・・・

 

名探偵コナンのように、

人物紹介もなく、アニメ26話のつづきから

淡々と始まりました・・・。

 

私は、映画であれば

よくても悪くても、

なにかしら

感想を持てることが目的なので、

話しの内容がわからなくとも、

楽しむことができます。

 

なので、話を理解して

たのしみたい人は、漫画かアニメで

前の話しを理解しておくことが

望ましいです。

 

キメツの刃にハマったのは、

たぶんバイブルとする人が

今の私にはいないから・・・

 

と昨日、思いました。

 

じぶんのこれまでの

知識や経験、人におしえてもらったこと

だけでは、もう太刀打ち出来ず、

書籍や映画でじぶんの価値観や知識を

アップデートするほかここ最近のわたしには、

その方法しかありません。

 

 

なので、

丹治郎先生のことばや人となりが

とてもバイブルです。

 

丹治郎先生だけでなく、

登場人物ひとりひとり、鬼でさえも

ことばや思い、性格や、生き様が

いまのわたしのバイブルです。

 

大正時代の鬼狩の話しですが、

私たち現代の生活にもそっくりそのまま

置き換えることが出来ます。

 

鬼に身内や大事な人を

あやめらることは、

事件や事故、災害で大事な誰かを

失うことに置き換えられますし、

 

鬼が何十年・何百年と、

人をあやめ生き続ける姿や、

生き続けることに固執する姿は、

政治家や、

私腹肥しが優先な上位層に

あたるのでしょう。

 

丹治郎は・・・、

物語の主人公にしては、

かつてないほど、平凡な少年です。

 

コナンやルパン、

ルフィや犬夜叉、彼らは

何かしら秀でた力が、あります。

 

その秀でた力は、

描かれていない裏での

努力なのかもしれませんが、

それでも、いとも簡単に、

魅了するほどの力や頭脳です。

 

しかし、

丹治郎はちがいます。

 

漫画ならではの人間離れした嗅覚はありますが、

それ以外、目的を果たすための力は、

まったくありません。

 

それどころか、

優しくまっとうな行いすら、

みじめったらしいだの、しくじりだの、

一蹴されてしまいます。

 

ふつうなら、丹治郎の

某状況下なら、

泣きわめくことは許されるのに、

それすらも、制される。

 

平凡な少年と、

予期せぬ幸せの破壊、

それに対する

彼への鞭打つ言葉・・・・・

 

時代は大正ですが、

現代社会にとても置換出来るんです。

 

現代社会は、

昔に比べて甘く柔軟になり、

私も甘えておりますが、

やはり、甘えてばかりはダメだって思います。

 

それを少しでも、

甘え加減が減るよう、

厳しいキメツの刃に魅了されてしまいます。

 

でも、厳しく乗り越えた先に、

ちゃんと優しいことば・優しい世界もあるものです。

 

また、

漫画もなぜか21巻から

買いましたが(書店にそれしか置いてなかっった)

漫画とアニメの絵の違いがこの年になってわかりました。

 

アニメのキャラクターデザインとか

なにをしてるんだろうと

思いましたが、なんとなくわかりました。

 

漫画でキャラクターはすでにデザインされているのに、

アニメでキャラクターデザインってなんぞやって

思っていました。