毎日、脚本家モードに切り替えて朗読劇「ドラキュラバー」かいてますが、自分自身、いつもとは全く違う人格にならないと脚本は書けません。
毎回苦しくアップアップになります。早く作家モードから逃げたしたい。偽らざる本音です。
作品を通して
それぞれの登場人物の細部にわたる心情に寄り添い、時に暗い井戸の底を覗き込むような重い記憶に同する。書きながらよく笑うがよく泣く。
切なくなる。
叫びたくなる。
僕の作品には意味もなく人を殺したり、傷つけたりするような人物は出てこない。
その行為に凝縮されたその人物の体験や環境、無意識の記憶がそうさせる。
そういうプロセス、心の隠し部屋がないと書けない。
暗く重たく切ない世界。
それがドラキュラの世界だ。
何故ドラキュラになったのか。その答えを知っている。だから辛いのだ。
ドラキュラ達の健気なピュアの生きざまを観にきてください。寄り添いにきてください。