「父親たちの星条旗」を見た。周りでは賛否両論あったのだけど、わたし的にはイーストウッドの人や運命を見つめるまなざしに打たれた。
それは笑いやスリル、カタルシスというお約束を超え、映画自体を純化していく試みのようにも見えた。
「ミリオンダラー・ベイビー」にも、「ミスティック・リバー」にも感じた、透き通ったまなざし。
政治的でもなく、人道的でもなく、ただ淡々と人々の変転を見つめる達人の視線。
出てくる役者達のうち「プライベート・ライアン」の狙撃名人(名前知らない)以外、誰も知らなかった。
メイクもなしで、淡々と演技する。その自然さに圧倒された。