福西本店~会津若松赤煉瓦通り 会津若松の野口英世青春通りの一角に、堂々とした 黒漆喰の蔵と店舗が建っていました。 ここは、福西本店と言って、19世紀後期から20世紀初頭にかけて 栄えた大商人の福西家の商家建築です。 福西家は、明治時代に、様々な物産を扱う問屋業をはじめ、 味噌醤油の醸造業や漆器の製造業に手を広げ、九代目伊兵衛は 会津銀行の頭取に就任し、鉄道業や発電所の建設に参加する 会津を代表する大商人になりました。