愛媛県の南予にある内子町は、山林が8割を占める

山間の小さな町です。

 

ここは江戸後期から明治にかけて、木蝋の生産が盛んで

全国生産の三分の一を占めていました。

 

木蝋と言っても何のことかわからないと思います。

蝋燭(ろうそく)のロウの事です。

 

    

 

木蠟生産者の筆頭の芳我家は十三の分家を持つほど繁栄し

「旭鶴」の商標で、海外輸出もしていました。