古代からは杵築大社と呼ばれていた出雲大社は、

明治4年に出雲大社と改称されました。

 

出雲の一宮で,御祭神は大国主大神で、

出雲大社は、国譲りの事情のもとで、創設された神社です。

 

      

 

大国主命が国譲りの条件としたのは、「我が住処を、本殿

皇孫の住処の様に太く深い柱で、千木が空高くまで届く

立派な宮を造っていただければ、そこに隠れておりましょう」

と述べ、これに従って出雲の「多芸志(たぎし)の浜」に「天之御舎

(あめのみあらか)」を造ったと古事記にあります。

 

このくだりは、神話だけの事と思われていましたが

神社の境内の発掘で、この古代の柱が出土して、

今の本殿の2倍の16丈(48メートル)の高さがあったと

言う事です。