愛媛県南部の南予にある内子町は、

江戸から明治にかけて、木蝋の生産が盛んで

全国生産の30パーセントを占めていました。

 

そんな内子町には、木蝋業者の筆頭で、旭鶴の商標で

海外輸出し隆盛した、本芳我家の邸宅が残っていました。

 

   

 

本芳我家は、分家十三家の本家です。

 

主屋には、なまこ壁に、亀波鶴の漆喰彫刻や鏝絵が

施された凝った造りになっています。