唐戸市場の駐車場から国道9号線を東に、関門海峡の早い潮を見ながら、壇ノ浦の源平の合戦で、舟戦に敗れた、平家は、ここに滅びました。また、幕末、長州藩は、攘夷を決行する為に、ここを通過する外国船を、砲撃して、4国艦隊の襲撃を受け、完敗しました。
この海峡の歴史を思いながら、車は長府の街中に来ました。住所は、下関市ですが、ここは、毛利秀元を藩祖とする5万石の城下町でした。
功山寺の木々は、まだ、9月なので、青々としていました。功山寺は、鎌倉の創建で、仏殿は国宝に指定されています。境内には、大内義長や歴代藩主の墓があります。

また、ここは、高杉晋作が挙兵した所です。

高杉晋作の像
城下町らしく、落ち着いた、住宅地の奥に、武家屋敷がありました。

旧野々村家の表門~中は既にコンクリートのアパートになっていました。
この辺は、武家屋敷街だったのか、築地塀に武家門のお宅ばかりでした。


歩いていくうちに、侍医の菅家長屋門という看板のあるお屋敷に行き着きました。

昔の趣を崩さないように石段の土を、そのままにして有りました。

反対から見たら、こんな感じで、大きなお屋敷でした。

他にも長屋門がありました。

ここは上と同じ所

ここも、長屋門かな?
他には、長府毛利邸~明治になってからの邸宅、乃木神社~日露戦争の旅順の将軍を祀る
忌宮神社、笑山寺を見て駐車場に戻りました。
壇具川沿いは、高級住宅街か、いいお宅ばかりで、川には、鯉やアヒルが居ました。

