レジンの表面が曇ってる?
モールド(型)に好きなものを封入して、
レジン液を流し込んで硬化させて、
固まった作品を型から外してみると…
「あれっ?にごってる?」
たまにこんなことがあります。
特にエポキシレジン液は、
UVレジンと違って硬化時間も長いので、
「失敗したー!」と思ったときのショックは大きいですよね…(汗)
※エポキシレジン…2液製のレジン液。UVレジンと違い自然硬化させる。
硬化したレジンの表面が曇るのには、
主にふたつ原因があります。
原因1:レジンの表面がでこぼこしている
使用しているモールドの表面が荒れていると、
レジンの表面がデコボコして、
仕上がりがくもった感じになります。
原因はレジン用モールドを使用していない場合があります。
後述する方法で仕上げるか、
レジン用のモールドを使うことをおすすめします。
もうひとつはオリジナルのモールドを作成した場合です。
オリジナルのモールドを作成する際に作る、
「原型」の表面の処理があまいと、
モールドの表面がでこぼこしてしまいます。
原型を作成する際は粘土や木材で作ります。
原型の表面の仕上げが荒い状態でシリコン型取りをすると、
作った型がザラザラしてしまいます。
ザラザラしてしまった型を修正することはできないので、
原型をきれいに仕上げることが、
つるつるした型を作るポイントになります。
原因2:レジンに水分が含まれてしまっている
レジン液を撹拌(かくはん)〜流し込む際に、
何らかの要因で微量でも水分が含まれてしまうと、
硬化したレジンが白っぽく濁ってしまうことがあります。
よく水分が混ざってしまう原因は、
撹拌に使う容器やへらが濡れていることです。
白く濁ってしまったレジンは修正不可能なので、
使う道具はよく乾かしてから使いましょう。
もうひとつは気泡を取ったり、
封入物を動かすためにつまようじを使うと、
木に含まれる微量の水分がレジンを濁らせてしまうことです。
つまようじは安価で使い捨てできて便利なんですけどね。
シリコンやアクリルなどの樹脂製のもので代用するのがおすすめです。
レジンを曇らせないには下処理が大切
原因2に関しては起こってしまうとできることはありません。
レジンに水分が混ざると硬化不良の原因にもなるので、
特に気をつけたいです。
原因1に関しては、
トップコート(仕上げ塗料)を塗るか研磨することで、
つるつるに仕上げることができます。
レジン用のトップコートが販売されています。
でも一番簡単でおすすめなのが、
透明のレジン液を作って筆などで表面に薄く塗ることです。
トップコート塗料よりも自然できれいに仕上げることができます。
レジンに限らないことですが、
作品が失敗したときはショックですよね…。
特に大型の作品だとショックも大きいです。
ただ失敗も含めて制作なので、
うまく付き合っていくしかないんです(笑)
「失敗した!」と思ったのを修正できたときの喜びはもっと大きいですし。
準備や下処理をしっかりとして、
ものづくりを楽しみましょう!