2010年中間選挙は民主党の大敗となった。
 前回の大統領選でマケイン氏に大差を付けて勝利したオバマ大統領への期待が大きかっただけに、失望票が膨らんだ結果であろう。
 ではなぜ失望したのか。専門家はさまざま言っているが、早い話、効果のある政策がなにもなされていないということではなかろうか。
 つまり、国民には聞こえのいい理想的な政策を選挙中には多発するが、いざ実行となればさまざまな障害があることを折り込んでいないからであろう。
 まるで日本の民主党とそっくりである。
 日本の民主党はまだ言い訳ができる。
 それは「野党時代が長かったから、情報量が欠如していた」であろう。
 しかしアメリカ民主党は少なくとも4年間は政権与党を支配してきた。日本の民主党のような言い訳はできない。
 日本と同様に「ねじれ」が生じたわけだが、幸いにもアメリカ議会の議員は日本とはレベルが違う。国民生活を考えれば問題の先送りなどといった日本人特有の手法は考えられない。そういった意味では大きな心配の種にはならないであろう。