Aホテル東京絵営業所 | 来し方はパラパラ漫画

来し方はパラパラ漫画

1943年ヨコハマ生 振り返れば満足の人生
遊びも仕事も夢も野望も七転八起
つれずれにヒトコマを想起してみti

 

「ホテルマンション」は湯河原駅と熱海市の境界にあえう藤木川沿いの熱海側にあった

支配人はS氏、海外のホテルのオープンに何度も支配人ろして参画している

海外で活躍している日本人として雑誌に紹介されている人物だった

 

私はサービス業にむいているらしく

S氏に認められてベルボーイから2ヶ月でフロントに転属

その年のクリスマスには宴会場のパーティをとりしきったりもした

 

パーティに来ていた母の知人から

東京でホテルの営業所の営業をしてみないか

と誘われた嗚呼

湯河原での気楽な生活に刺激もなく倦怠気味だったこともあり

東京に戻れるという安易な動機でこの誘いに飛びついた


 

東京秋葉原の「Aホテル東京事務所」に勤務し、市ヶ谷のアパートが寮で同室者が一人いた

Aホテルは熱海と伊豆稲取にあり私は稲取の営業担当で週末は現地勤務することになった

 

どうにも私は一所懸命が不得手、この習性は今後も変わることは無かった