10年以上 前からか

右のお尻の 臀部の中央

2センチほどの 脂肪のしこり

それほど気には ならないものの

日本に帰国後 玄関で

靴を履く際 バランス失い

よろけながらも けがを避け

臀部をしこたま フロアーに

打ち付けたときは 痛かった!

 

我慢したのは いいのだけれど

臀部のしこりが 刺激を受けて

だんだん大きく なってきて

椅子に座ると 気にかかる!

 

右手で触った 感触は

太さが2センチ 長さは5センチ

硬い椅子では 上半身が

左に少し 傾く感じ!

 

家の近くの 外科医を受診

放置をしても 問題ないが

どうしますかと 医者が聞く!

 

もっと大きく なるかも知れず

即座に除去を 申し出て

手術が昨日に 決まった次第!

 

しこりの場所は 皮下1センチ

見えない場所ゆえ 医者任せ

女性の看護師 2,3名!

 

上半身は 着の身着のまま

着替えのパジャマは 前と後ろを

逆にして着て お尻丸出し!

 

局部麻酔で 執刀開始

麻酔が効くのは 表面のみで

しこりの付近は 麻酔が効かず

その痛いこと 痛いこと!

絶叫寸前 我慢の限界!

 

執刀箇所から 血が流れだし

拭き取る様子が 感じられる!

 

30分ほど かかったろうか

その間痛みに 耐えながら

我慢を重ね 看護師の

大丈夫ですかの 質問に

ウクライナのこと 考えれば

我慢できます 大丈夫ですと

何とか応えりゃ 看護師たちは 

我慢強いと 誉め言葉!

 

除去したしこりは かなり大きく

良質でしたと 医者がいい

何とか無事に 終了すれば

看護師たちは 流れでた

お尻の周りの 血の拭き取りに

ふたりがかりで とりかかる!

 

無様な姿が そこにある!

我が下半身は 無防備で

下着もズボンも 履いてない!

お尻も前も 曝け出し

情けないやら 恥ずかしいやら

まるでまな板の 上の鯉

なされるがまま じっとして

小さくしぼんで いる息子!

大きくなれば いいものを

サイズは変わらず 情けない!

 

手術は終わり 医者は行き

せわしく動く 看護師ふたりの

手の動きだけ 続いてる!

上半身の 下着とシャツに

血が染みついて いたらしく

それを気にして 看護師は

ごめんなさいねと 言いながら

せっせと血を拭く その手の先は

我が一物の 周りにも

及んで多少の 刺激有り!

それでもサイズは 変わらない!

 

そんなこんなで 終わった手術!

医者がしこりを 持ち帰るかと

聞いてきたので YESと答え

それを貰って 支払い済ませ

車で帰宅 一件落着!

(おわり)