我が家の近くに小学校がある。

今週末の運動会に向けて、
仕上げの練習が毎日行われている。

練習中、先生方がマイクで
指示を出したり、進行をしているので、
グランドの様子は見えないけれど、
マイクの声でその時の状況が
伝わってくる😊😊

その内容を聴いていると、
とても興味深い。


今日は朝から
高学年の生徒の演技、
『ソーラン節』の練習をしていた。

"ソーラン、ソーラン♪"
とかけ声を言いながら
踊っている。

我が子たちも
小学校5年生の時に
ソーラン節を披露してくれたなぁと
懐かしい気持ちになりながら
その様子を聴いていた。


その中で、
先生が
「今日はとてもいい感じに
みんな踊ってるね!
元気もあっていいよ!いいよ!」


「あと少しだけ
かけ声を大きくだせたら
もっとよくなるから、
もう少し声を大きく出して
もう一度やってみよう!」
と生徒たちに伝えていた。


そして、

生徒たちの
『ソーラン!ソーラン!』の声は
さっきよりも明らかに
元気に
大きくなった。


踊りが終わると、
わーーという歓喜のような声も
聴こえてきた♪


先生たちのマイクの声も
明るく、
『とってもよかったです!
本番もこのくらい元気にやろう‼️」
とチャイムよりも前に
練習が終わった。


きっと生徒たちも先生方も
笑顔でいっぱいに終えられただろうなぁ
と私も自然と嬉しくなり、
家の片付けまで早く進んだ気になった✨✨


もう少し声を大きく出すことを
促すために先生がかけた声がけで、
生徒たちが次に踊る雰囲気や
出来栄えは変わったのではないか、と
思った。


以前に聴こてえてきた声には
「元気ないなぁ…
これじゃ、全然ダメだよ…」
とやや怒った、強めの語気の時もあった。


仕上げの時期に
ダメ出しのような、
否定的な言い方をされていたら、
今日のような踊りには
繋がらなかったかもしれない…


気合いを入れるために
伝えたかもしれないけど、

同じことを言われるなら
よーし!やろう!と思える言葉、
声がけの方が言われる人も
言う人も、
さらには、その言葉を聴いてる人も
心地よくなる。


声がけの仕方で
次の行動や気持ちに
影響を与えるということを
改めて気付いた時間だった。

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『聴く』は最上級のおもてなし

〜大切な人を守れるひとになろう♪〜

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