次女の成人式を前に
ふと自分のことを振り返る。
私がこれを誂えてもらったのは
18歳の時。
ふたつ上の兄の成人式になぜか便乗。
この振袖を私が実際に目にしたのは
仕立て上がってからでした。
母の知り合いで
呉服に精通する方の、一押しだったそう。
母「すっごく良い振袖をあなたに作ろうと
思うけど！どうする？！
いま観に来ていてね。良いのがある！」
私「えっ…きもの？いま⁉よく分らんし、
どうする言われても
決めてもらっていい」
なんて全く興味もなく。
だって18歳、しかも電話で言われて
近年は成人の何年も前から振袖の情報が
飛び交いますが、その頃は全然ですから。
当時の私の正直な感想は
他のが良かった…
18歳の小娘に、この振袖の良さなんて
わかるはずもなく。
周りはみんな、赤やら青に黄色。
鮮やかでモダンな物ばかりで、
よさこい祭りですか？ばりの派手なヘアメイク。
あの頃は赤い振袖の全盛期だったと思います。
なので、とにかく逆に目立つ
目立ちたくない…
今思えば、
この
罰当たりがっ！
着物の事を知らないままなら、
今でもこの価値をわかってなかったと思います
後から母に聞いた話では、
母子家庭で兄弟の多かった母は
自分がじゅうぶんな事をしてもらえなかった分、
娘にしたかった…と。
複雑な気持ちになったのは
言うまでもありません
我が娘二人とも
これではない、自分たちが選んだ振袖。
いずれの着物も
節目ごとに着てくれたらいいな。
シミも出てきてしまいましたが、
無理ですが
着られる機会を密かに伺ってます
約10年前、兄の結婚式
着付け師さんに着せて頂きました。
黒留袖（レンタル）
留袖も良いですね
喪服
レッスンで着ました。
リンコ師匠のブログ↓
https://ameblo.jp/gunjo-an/entry-12701652717.html
和服ならではの、
節目節目の礼装って貴重ですね
両親への感謝と共に
有り難く遺して行きたいと思います。
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こんな記事が目に止まりました！
フリーアナウンサー 中村仁美さんの
子育てにまつわる連載記事です。
ご興味のある方は是非〜
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