初戦はやっぱり苦戦する…
2002年、フラット3を掲げて決勝トーナメントに進出したトルシエ監督率いるベトナム、
フラット5でバックラインを形成して、
その前に中盤のフラット4を配置、
強固で組織だった守備システムに加えて、
ボールを奪えば、
大きくクリアすることなく、
日本の体制を見ながら、
ポゼッションとロングボールを使い分けて、
ゲームを優位に進めてきた。
見事な戦術で、
トルシエ監督、してやったりだったことだろう。
セットプレーから2得点、
ベトナムとしては100点満点の出来だったはず。
特に思ったのが、
日本のストロングポイント、
右サイドを封じ込めて、
伊藤を無力化した戦術は見事だった!
その起点は板倉へのプレスで右サイドを制限させてことで、
ディフェンスラインに吸収されてフォローする中山にパスを出さざるを得ず、
板倉~伊藤のパスコースを寸断、
後半、伊藤を逆サイドに回して修正してきたが、
この右サイドの無力化が
ベトナム優位の前半を招いた大きな原因だと思う。
センターバックの配球次第で、試合の流れは大きく影響するなあとあらためて感じたが、
逆に谷口は前線への縦パスが効果的に効いていたと思う。
そんな中、
強固な5人と4人の間で遠藤と守田のどちらかが起点となって、
ボールを受けることで、
守備が綻びはじめ、南野の落ち着いたゴールが生まれた。
そして中村のスーパーなゴール!
こういう相手にミドルショートを決める心理的な影響は計り知れない!
後半は危なげなく時間を進めて、
メッシのような佇まいを見せる久保のレベルの違いを見せたプレーで追加点。
初戦でこのような経験は非常に貴重だったと思う。
決勝まであと6試合、
次のイラク戦は地上波で応援します!!
決勝トーナメントに進出すれば、
必ず1試合は見に行くことを誓います!