入園前の暗黒期。(笑)。



足繁く通った子育て支援センター。



市内で唯一の公立の保育園に併設している、この支援センターによく通っていました。



この支援センターにいた、K先生。


出会いは偶然でしたが、わたしにとってはほんとうに大切な出会いになりました。




ぴこたんが小さいころ、できない動けない気づかないの3ないのダメ母だったわたしを、いつも受け入れて、励ましてくれました。



K先生は静かに受け入れてくれます。背中を押すのではなく、受け入れてくれることで励ましてくれます。



K先生の居心地がよくて、人が少ない午後の時間を狙っていつもマンツーマンに近い状態で見てもらいました。



ぴこたんではなくわたしのために行っていました。




この公立の保育園、発達教育支援センターという名の発達の講座などをする機関も併設されています。


保健センターの発達の教室で定期的に診ていただいていたぴこたん。


就学相談を勧められて、今年1年、この発達教育センターに通うことになりました。


今日が、初日でした。



K先生がいた支援センターの隣の入り口なんです。



てっきりK先生に会える、と思っていたのですが、K先生の姿が見当たらず、支援センターにいた先生に思わず聞いてしまいました。



私:「今日、K先生はいらっしゃいますか?。」



先生:「?…。K先生、退職されたんですよ。」



私:「え?、ほんとですか?。わたし、すごくお世話になって…。」



涙が…。


ぴこたんがわたしの涙を見て笑い出し(なんでわろてんねん)、ふと我に帰る。



先生:「○○市から引っ越してきた?、年賀状もくださりましたよね?。」



わたしのこと、新しい先生にすこし話していてくれたみたいです。




ぴこたんの笑い声で我に帰りましたが、この、涙が溢れてくる感覚、ほんとうに久しぶりで、わたしにとって、K先生の存在はやはり大きかったなと再確認しました。



とても大切な出会い、もう会うこともできないかもしれませんが、いただいたたくさんのありがたみを、こらからも自分の中で保ち続けようと思いました。



K先生は、こらからもずーっとわたしを受け入れてくれているはずです。


悲しむのではなく、感謝を。