前に父と同じ病室だったHさんの奥さんにバッタリ会いました。

お互いに
「お久しぶりです〜ほっこり

Hさんは、父よりも随分若いのですが、
お食事はもう口からは取っていなくて、
一時期はホスピスも考えたそうです。

ところが最近は随分良いらしく、
しばらく家に帰っていたそうです。

Hさんと同じ病室の時は、
父はまだ散歩したりもしていて、
テレビを見たり本を読んだり、
まだまだ元気でした。

なので、最近の父の様子を話すと
とても心配してくださり、
父の顔を見て挨拶もしてくださいました。

お互い、癌患者の家族という立場で、
なかなか普通の方たちには
理解してもらいにくい部分も
なんとなく共感し合える、
そんな貴重なおしゃべり相手です。

ついつい、最近の父の荒れたかんじを話すと、すぐに
「わかる」
と。
「うちもそうです」
と。

やはり、苛立ちを家族にぶつけるのは、
あるあるなんだ…
とわかっただけでも大収穫です。

うちだけじゃない感って、
なんか、とてもホッとする。

動けない、食べられない、楽しみがない…
イライラするのは
やはり、あたりまえのことなのだ。

あたりまえのことなんだけど、
やっぱり、いやです。
苛立ちをぶつけられるのは。

それもまた、あたりまえか…。

イライラするのもあたりまえ…
イライラをぶつけられるのがいやなのもあたりまえ…

あったり前田のクラッカー🎉




                       ふ…古いもぐもぐ汗