今年の3月6日に介護休業を取って九州の実家に来た私です。
昨年の7月から、末期癌の父が腰痛を訴え長期入院してからは認知症の母は家の近くにある小規模多機能型の老人施設N庵に夜は泊まり、昼寝は家で過ごす形で生活していました。
今年2月あたりから、母が家で寝たいと訴えはじめ、いろいろ不満を言うようになり、とうとう父と兄への暴言がひどくなりました。
私は4月から介護休業をもらう予定を少しはやめて、3月6日に実家に来ました。
母の暴言は、認知症の母なりにがんばり続けたストレスのせいではないか… と私なりに考え、実家に戻ったら2人で楽しいことをいっぱいしようと思ってました。
ですので、3月6日に母をN庵への迎えに行ったあと、N庵はしばらくお休みにしました。
まずは母を父のお見舞いに連れて行きました。
父の入院する病院からはデパートや商店街が近く、運動も兼ね、散歩(ウインドウショッピング)をしました。
母は「デパートやら久しぶり〜」とか「懐かしか〜〜」とか喜び、かなり長い時間歩くことができました。
病院の帰りにはショッピングモールに立ち寄り、これまたウインドウショッピングしたり、フードコートで夕食を食べたりしました。
身体のために散歩…などは一切しない母ですが、お店巡りなら私顔負けに歩くことがわかりました
また、近くの大きな花屋さんに連れて行っても大喜び
安い苗を買ってきたら、せっせと庭に植えています。
そのうちに伸び放題になっていた庭木が気になるのか、植え木鋏でチョキチョキと切りはじめ、結構活動していました。
しばらく庭の手入れにはハマり、小さな庭ですが、枝が切られ草は抜かれ、見違えるようにサッパリしました。庭の手入れがお母さんのお仕事、というかんじになりました。
桜がまだ咲いていたので、大きな公園まで行ってお花見もしました。
次第に母は落ち着いてきました。