父はもともと、とても温厚な性格です。私は父に怒られた覚えがほとんどないくらい。意見されたことならある…というかんじ。話し方が穏やかなのだと思います。
母も「ケンカをふっかけてものってこない。」と言ったことがあります。

そんな父が、ここのところ、ヘンです。

一番はじめに感じたのは、こちらに来てすぐ、入院している父に会いに行くと、ティッシュを取って欲しい時に「ティッシュ」と言うのです真顔
すぐに取ってあげられない時にはまた「ティッシュ、ティッシュ」…うーん
「スリッパ」
「充電(携帯電話の充電器)」
「チャンネル(テレビのリモコン)」
全部取って欲しいということを意味していますが……なんか、ちょっとムカッとしますイラッ……なんか、横柄なかんじえー?
これ、看護師さんたちにもこんな言い方してたら嫌な気持ちするんじゃないかな…

退院して家に帰って来た時もずっとこの調子です。朝ごはんを食べている最中に立て続けに「ティッシュ」と「タオル」と「暑い(エアコンをつけて欲しい)」を言われ、私はその度に箸を置いて椅子から離れて取ってあげたりつけてあげたりしましたが、さすがにカチンときて「一度に言ってくれないかなあ?」と少し強めに言いました。

料理にもいちいち言ってきて、卵焼きには「砂糖が足りん」。かぼちゃの煮物には「砂糖はいらん」。……えー?DASH!
「普通煮物は砂糖とお醤油で味付けするよ」と言うと「お父さんは砂糖はいれなくてもいいと言っているんだ」……イラッイラッ

意地でも砂糖なしのかぼちゃは作らねえよって気持ちになったイヒイヒイヒ

でも変なんですよね。
こういうタイプのお父さんもいるとは思うんです。でも、うちのお父さんはそういうタイプではなかった。

…ということは加齢による変化?うーん
強い痛み止めの副作用で食事が義務化しているらしいので、そのストレスからくるもの…?うーん
それか、父ももしかして認知症の始まり??ショック
今までいろいろがんばってきた上に母にひどい暴言を浴びせられ続けて壊れた?アセアセ
それらの複合的なもの…?おーっ!

そうそう、ごはんは必ず150gを計って出して欲しいそうです。なのでいつも計って出します。が、いつも食べきれず残します。その残りで自分がどのくらい食べたかを確認しているらしいのですが、私としては、食べきれないなら別に計らなくてもいいんじゃね?ごはんの盛り方なんて、適当でよくね?…って気持ちです。

父は理系の元エンジニア。
もともと細かいところがあって、若干せっかち。

細かすぎるよ、コマスギくん‼️


自分で思いついたことを自分でサッサと行動する分には素晴らしかったけど、動けなくなってきた今、それをひとに求めるのはちょっと難しいものがあるよ。